「集中力が上がる」、「脳が活性化する」などの効果が知られているチョコレートは受験生の暗記や試験勉強などのお供としてベストな食べ物です。
チョコレートをうまく使えば、暗記力をあげたり、集中力を高めたりといいことだらけです。
受験生なら勉強だけのことではなく、「どうやったら効率よく勉強できるか」ということも考えたいところ。
この記事では、チョコレートの上手な活用術と、オススメのチョコレートを紹介していきます!
目次(クリックでジャンプ)
チョコレートが効果的な理由
それでは、まずはチョコレートが勉強に効果的である理由を紹介していきたいと思います。
理由を知っていると応用も効くようになるので、ぜひ頭に入れておいてください!
ブドウ糖がエネルギー源になる
勉強をすると脳は大量のエネルギーを消費します。実は脳は体の中でいちばんエネルギーを消費するところなんです。
しかし、厄介なことに脳はブドウ糖以外は吸収できません。つまり、脳を働かせたかったらブドウ糖を摂取するしかないのです。
そこでオススメなのはチョコレート。
チョコレートには多くのブドウ糖が含まれているので、脳の栄養源としては最適なんです。
受験本番のときに「キットカット」のようなチョコレート菓子をもらうことが多いのも、これが理由みたいです。
ただ、あまり食べ慣れていないとお腹を壊したりするので、日頃から摂ってみてください!
テオブロミン
よく、チョコレートは「脳が活性化する」と言われますよね。
その理由は、チョコレートに含まれるテオブロミンと呼ばれる物質によるものです。
このテオブロミンは、心を落ち着かせ、脳の血流を増やす働きがあります。これによって脳は一種の興奮状態になり、集中力、暗記力が高まります。
しかも、同様に脳の興奮作用があるカフェインなんかよりもずっと穏やかな効果が期待できます。
つまり、バチンと目が覚めるというのではなく、長時間にわたって集中力が続くということです。
このテオブロミンという物質は、自然界ではほぼカカオにしか含まれていないそうです。チョコレートのありがたみがわかりますよね。
ビタミン・ミネラル・ポリフェノール
チョコレートにはビタミンEやナイアシンなどのビタミン類やカルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類、そしてカカオポリフェノールやリグニンと言った脳の代謝を高めてくれる栄養素が満点です。
特に高カカオチョコレートは美容にも健康にもいいとされていて、若い女性を中心に人気を呼んでいます。
今ではチョコレートといえば完全に嗜好品ですが、ちょっと昔は薬としても食べられ(飲まれ) ていました。
チョコレートはそのくらい、元気になる成分が多く含まれているということです。
香り成分は集中力を高める
カカオに含まれているフェニルアルデヒドフェニルメチルヘキサノール、ジメチルピラジンといったチョコレートの香り成分には、人の脳の中枢神経に作用して集中力を高める効果があると言われています。
カカオなので、ココアなんかの香りでも同じ効果を得ることができます。
寝る前にココアなどを飲みますが、こちらは昂った神経を落ちつかせるというメリットもあるようです。
意外と知られていないデメリット
チョコレートには意外に知られていないデメリットもあります。
ここからは、そんなデメリットを紹介していきたいと思います。
アレルギーがある人もいる
チョコレートの食べ過ぎは、「チョコレートアレルギー」を引き起こす可能性があります。これは、チョコレートに含まれる金属成分が原因だと言われています。
大人になってから発症する例もあるそうです。
おやつ程度に食べるのなら問題ないですが、あまり食べすぎると危険かも。
ちなみに、バレンタインの日にチョコレートを食べてアレルギーが分かった人がいることから、チョコレート・アレルギーは別名「バレンタインデー症候群」と呼ばれています。
カロリー
チョコレートはエネルギーの塊です。
重さあたりのエネルギー量が高いので、ひとかけでも結構なエネルギーになります。
メリットの時には「栄養補給になる」といいましたが、これは裏を返せば「太る」ということにもつながります。
使った分のエネルギーを補給するのはいいですが、食べ過ぎてエネルギー過多にならないようにしましょう。
眠くなるとの報告も
チョコレートの効果は一時的なものだと言われています。一般にはその効果持続時間は60分ぐらいです。
そのあとは、眠くなったりする人もいると聞きます。
一方、チョコレートに含まれるテオブロミンやカフェインは脳を興奮状態にするので夜遅くにはチョコレートを食べないほうがいいという専門家もいて意見が分かれています。
これには個人差やチョコレートの違いがあるので、自分で食べてみてどの程度効果があるのか検証する必要がありそうですね
どんなチョコがいいの?
さて、ここからは具体的なチョコレートの食べ方、選び方を説明します。
ミルクとかビターとか高カカオとかの話
一気にエネルギーを取りたいのならミルクチョコチョコレートがオススメ。
甘いのが苦手な人はビターチョコレートがいいでしょう。特にビターチョコレートの方はカロリーが低いことの方が多いです。
先ほど挙げたチョコレートの効果を期待するのなら、高カカオのチョコレートがオススメ。
テオブロミンやポリフェノールがたくさん含まれています。特に美容に気を使う女性には高カカオチョコレートがおすすめです。
江崎グリコ GAVA
噂によるとメンタルバランスを整えてくれるんだとか。本当にそうなのかはわかりませんが、試してみる価値はありそうです。
しかも、手で食べてもあまりベタつかないので勉強の途中で食べるのはお勧めです。
ジップがついているので長く手元に置いておきたい人にいいと思います!
チョコレート効果
言わずと知れたカカオ95%のチョコレートです。割と苦め。眠気覚ましにもいいと思います。
ただ、ちょっと値段が高いのがネック。
俺は、近所で安売りしているところがあるのでセールの日にまとめて買っていました。
ネットでの大量注文もアリです!
Kit Kat
受験生のチョコレートと言ったらやっぱりキットカットでしょう。裏にメッセージかけるやつとか、「こんなのいらんわw」と思っていても少しは嬉しいものです。
結構溶けるのが早いので、夏の日とかには注意が必要です。
ちなみに、「食べるブドウ糖」もおすすめ
チョコレートには、もちろんブドウ糖が含まれていますが、脂肪分が気になったりブドウ糖が脳に直接届くまでに時間がかかったりします。
そこで、受験生におすすめなのがこの食べるブドウ糖です。これは純粋なブドウ糖だけなので非常に効率的に脳へエネルギーを送ることができます。味も悪くないです。
食べるタイミング、量
最後に食べるタイミングや量です。
これは人によっても異なる部分が大きいので、自分で何度もタイミングや量などを試してみて、
- 眠くならないか
- 空腹すぎやしないか
- お腹が痛くなったりしないか
などを確認してみるといいでしょう!
チョコレートは持続時間が短い
チョコレートの効果は60分後くらいにピークがきます。そこから自分の集中力をどこで発揮したいのかを逆算して摂取しましょう。
最初から飛ばしていきたいのなら、30分くらい前にとるとちょうど効果が現れ始めます。
あまり前に摂りすぎると効果が薄れてしまうので注意が必要です。
量は一度にドカンと食べちゃダメ
板チョコなら1/4程度がいいでしょう。また、一度にたくさんとるよりは何回かに分けて摂取したほうが効果が持続します。
あまり摂り過ぎても体がだるくなったりしてしまうので、大事な場面や本番前に何回か試して自分にあった量やタイミングを見つけるのが重要です。
チョコレートをうまく使えば、暗記力をあげたり、集中力を高めたりといいことだらけです。
食事も受験の重要な要素。しっかり美味しくて栄養があって頭にいいものをとるようにしましょう。
最後に:チョコレートで栄養補給しよう
いざという時の集中力が欲しい時にチョコレートはおすすめの食べ物です。バッグにいつくか忍ばせておくといいリフレッシュができると思います。
しかも、まぁ甘いのでストレス解消とかに役立ってくれます。あまり食べ過ぎには注意が必要ですが、自分へのご褒美と思ってちょっといいのを買ってみるのもありだと思います。
ちなみに、俺は浪人の時、近所のお菓子屋さんのチョコレートコーナーは全て制覇していました!
他にも飴やラムネなども糖分が取れていいのでぜひ色々試してみてください!