この記事では、俺のプロフィールを紹介したいと思います。
このサイトは、企業サイトのように堅苦しい感じではなく、元受験生のリアルな声を記事にしたブログのようなものです。
なので、このプロフィールも堅苦しい感じではなく、ナチュラルな話し言葉を使って書いていきたいと思います!
あまり構えず、ゆるい感じで読んでもらえると嬉しいです!
それでは、僕のプロフィールです!
高校受験に失敗した
俺の受験の大きなエピソードの1つは、高校受験に失敗したことでした。
俺は、実は中学の頃までは割と勉強できた方でした。クラスでも3番目とか。
しかも、その時は塾とかには行かず、完全に自学自習をしていました。
部活は学校ではなくて、サッカーのクラブチームに入っていました。キャプテンでエースで、自分で言うのもアレだけど結構活躍していました。
学校ではクラス代表。サッカーチームではキャプテンで県のベスト〇〇まで入る、みたいなまさに夢の中学生活でした。
中学3年生の時、俺は受験をするつもりがありませんでした。だから、12月のサッカークラブの合宿とかにも普通に参加していました。
でも、なんか受けるだけなら損することはないと思って、県で5番目くらいの、勉強ができてサッカーが強い県立高校を目指すことにしました。
勉強したのは3ヶ月くらいで、割と頑張ったと思います。
ただ、そういう高校に行く奴らはもう中学入った時から死ぬほど勉強してるようなやつばっかりで、全然間に合いませんでした。
結果は、合格点に10点くらい足りずに不合格でした。
順風満帆な人生に、ここで1つケチがつきました。これが俺の人生を大きく狂わせることになります。
マジで言い訳をさせてもらうと、受験まで3ヶ月しかなかったし、割と頑張ったんじゃないかな!と思っていました。
でも、冷静に考えてみたらめちゃめちゃイキって周囲の反対を押し切って受験して、それで落ちるって本当にしょーもないですよね。
合格しなきゃ意味ないんだよ、ということを身にしみて感じました。
滑り止めの私立高で落ちぶれる
ということで、俺は滑り止めの私立高に入学することになりました。
この時、俺は正直にいうとこう思っていました。
滑り止めってことは、県立の5番目よりレベルが低いんでしょ?笑
しかし、そんな俺を嘲笑うかのような現実が待っていました。1学期の最初の中間テストで、俺はなんと7番目だったのです。
クラスは30人くらいだったので、上位ではありました。ただ、中学の時にクラスで3番以内を外したことがなかった俺には衝撃でした。
上位の奴らは本当に格が違って、俺の目にはどうあがいでも勝てなさそうに写りました。そこから俺は、勉強するやる気を失ってしまったのです。
中学の頃は勉強のできる・できないじゃなくてただ単に学校から近いという理由だけで生徒が集められていました。
でも、高校からは頭の良さがだいたい一緒の人が集まるので、結構ショッキングな出来事がたくさんあります。
例えば、みんなおんなじくらいの偏差値なので、勉強を少しサボったら一気にドーンと順位が落ちます。気をつけてねっ!
部活でめちゃめちゃ忙しかった
言い訳をさせてもらえるなら、その理由の1つが「部活がめちゃめちゃ忙しかった」ことにあります。
朝練も含めた部活のスケジュールは、こんな感じでした。
- 月曜日:朝練
- 火曜日:朝練、放課後練
- 水曜日:朝練、放課後練
- 木曜日:放課後練
- 金曜日:朝練、放課後練
- 土曜日:朝練、午後練
- 日曜日:試合とか
何がアレって、これで県の大会でそこそこなところで負けるのが残念ですよね。県大会のベスト4とかに毎年残るんだったら話は違うのですが…
こんなタイトな感じでやっていたので、当然勉強の時間はグッと減りました。
一方で、クラスの上位の人は部活にも入らずに勉強に専念している人が多くいました。
そのため、1年生の1学期ですでにちょっとした差があったのですが、2年生に上がる頃にはそれがかなりの差になっていました。
これもあって、俺の成績はクラスで真ん中より下になってしまいました。
高校受験で勉強が嫌になっていた
そして、もう1つ別の理由もあります。それは、「高校受験の失敗で勉強が嫌になってしまった」ということです。
中学の頃の俺は、高校受験はあんなに頑張ったのにどうして合格できなかったんだろうと考えました。
そして、気がついてしまったのです。
(たった3ヶ月ですが) 一生懸命に勉強しても、たった1回の試験で点数が悪ければ不合格になってしまう現実に、気がついてしまったのです。
この記事を読んでいるあなたももしかしたらこういう経験があるのではないでしょうか?
この世の中は、小説みたいに全てがうまくいくことはないんだ。俺は、主人公みたいになれないんだ。
そう思って、勉強に全力で取り組めずにいました。
いやぁ、何とも若くて青い悩みですね。
模試を受けていなかった
もう1つ、勉強をしていなかった原因がありました。それは、模試を受けていなかったことです。
俺の入った私立高は、いちおう進学校を謳っていました。なので、普通に偏差値がそこそこ高い高校だと思っていたのです。
だから、高校のクラスの真ん中くらいなら普通にGMARCH、関関同立くらいにはいけると思っていたのです。
後から発覚したのです、これは大きな間違いでした。
俺は確かに、高校では真ん中くらいだったのですが、うちの高校は受験しないでそのまま就職する人もいるような高校でした。
つまり、”大学を受験する人たち” という集団の中では、割と下の方の成績だったのです。
しかも、うちの高校は実はそこまで偏差値が良くなくて、俺がウェブサイトでみたりしていた数値よりも10くらい下に位置していました。
そんな高校の真ん中(より下) だったのですから、そりゃヤバイですよね。
このことに気がついたのは、初めて模試を受けて結果が返ってきた時でした。最初は何かの間違いじゃないかと思って担任に聞きに行ったほどでした。
もうちょっと早く模試を受けていれば、というのが正直なところです。
部活を辞めるために受験勉強を始めた
隠さずに言っちゃいましょう。俺が受験を始めたのは、ズバリ「部活が嫌になってきたから」です。
この時期は部活の練習が辛くて、それで勉強の方は成績が下がって、という具体だったので、精神的にめちゃめちゃ辛かったのです。
最初はあまり勉強をする気もなかったのですが、部活を辞める口実がなかなか思いつかなかったので、顧問に「受験頑張るから辞める」と言いました。
そんなこんなで、俺の大学受験生活はスタートしたのです。
ただ、高校受験で味わったあの無力感を、俺はずっと覚えていました。
何をやってもある程度まではいくけど、そこから全然伸びないので頑張るだけ無駄、と思っていたのです。
ただ、何もしていないままではそれもそれでもったいないと思い、クラスの平均点くらいは取らなきゃということで勉強をしていました。
ちなみに、部活をやっていてよかったなと思うことは、根性がついたことでした。俺は根性論は大嫌いですが、根性でなんとかなることも世の中結構あります。(←矛盾してるけど…)
追い込むところで追い込んだり、体力がついたり、変な自信がついたりするので部活やるのは大賛成ですよ!
志望校はいちおう東大を目指すと言っておいた
高校3年生の時に、志望校調査というのがありました。(皆さんもあると思います)
その時、俺は大学受験にあまりモチベーションがありませんでした。なので、適当にどこか偏差値の高そうなところを言うつもりでした。
と言うか、大学を東大と早慶、GMARCH 以外知りませんでした。
と言うことで、なんか東大を目指す、とイキってしまったのです。完全に舐めていましたね。
当時、俺の高校から東大生は1人も出ていませんでした。(今もまだ0人らしいです)
京大ですら10年前にやっと1人、という程度の自称「進学校」でした。
そんな高校の、クラスで平均点も取れないやつがいきなり「東大に行く」とか言い出したのですから、普通なら馬鹿にされますよね。
でも、担任はなんて言ったかと言うと、
の一言でした。
こんな感じで、ノリで東大を目指しました。結局、なんと本当に受験することになりました。
この辺りのことは、詳しくはこちらの記事に書いてあるので興味があったら読んでください!
東大を目指して現役で不合格
ということで、なんと現役の時は東大を受験しました。
結果はと言うと、かなりの惨敗。1次試験は通過したものの、2次でボロボロでした。そこには、めちゃめちゃ高い壁がありました。
この時、滑り止めの早稲田と慶應は受かっていました。
これだけでも、うちの高校では快挙に近い感じでした。
この頃には、俺の成績は学校で堂々のTop3にランクインしていました。
うちの高校は国公立に入るのが学校全体で10人くらいなので、早慶をどっちも受かっているなんてそういませんでした。
でも、「滑り止めの大学に進学して、これでいいのか?」という想いが頭から離れませんでした。
高校受験で失敗し、滑り止めの高校に入学して、そこで大学受験で失敗し、滑り止めの大学に入学して、果たして俺はそれを良しとできるだろうか? そう考えました。
このまま、人生滑り止めで受かったところに落ち着くのではないか?
就職では第一志望のところに行けず、結婚ではそんなに好きでもない人と一緒になり、同期に出世を譲り… そんな人生が見えました。
それに対する俺の答えは、断固「No!」でした。
いい大学に入って、いきたい会社でやりたい仕事をして、好きな人と結婚してやる!
それが、俺のモチベーションとなり、浪人を決意しました。
浪人では、全部ガチでやりました。気がつけば、成績はアホみたいに伸びていました。
この辺りのことは、こちらの記事に詳しく書いています。
浪人して今は京都大学に在籍
浪人を経て、京都大学に合格することができました。
あの自称進学校の、クラスの平均点も届かなかった俺が、なんと今、京都大学にいるのです。
今でも学校に帰ると、職員室の先生全員が覚えていてくれています。それほどの快挙だったらしいです。
現在、京大でいろんな勉強を楽しんでいます。やりたかったことが、ようやくできている気がします。
大学は、勉強マジで楽しいです。高校とは全然違って、好きなことを思う存分勉強することができます!
あとは、思いっきり遊ぶこともできます。いい意味でも悪い意味でも「自由」なので、自分にあった生き方を選択することができます。
受験でいい大学に入るというのは、その幅を広く持てる大学に入ることと同義だと考えています。
受験生のサポートやお手伝いをしています
そんなこんなで、俺がどれだけ受験に入れ込んでいたかということがわかってもらえたと思います。
そして、俺がどれだけ劇的な受験生活を送ってきたかがわかってもらえたと思います。
この経験を、いろんな人に伝えていきたいというのが正直なところです。こんな俺でもできたのだから、受験はやり方さえあっていれば「誰でも」うまくゆくと信じています。
そして、最近ではこのサイトや個別相談を通じて受験生のお手伝いをすることも増えてきました。
今後は、多分個別指導塾っぽいものを作ったりしていけたらと思っています。
自分は受験が意外と好きだったんだなぁと感じています。