ルーズリーフを使うべきか、ノートを使うべきか。
学期が変わる時や、心機一転、勉強をしようと思った時にこの究極の二択に迫られたことのある人は多いのではないでしょうか?
はじめに言っておくと、それぞれにメリット、デメリットがあります。結論としてはそれぞれを使い分けできたらいいかなと思います。
まとめると、こんな感じです!
メリット | デメリット | |
ルーズリーフ |
|
|
---|---|---|
ノート |
|
|
それでは、ノートとルーズリーフのメリット、デメリットを見ていくとともに、使い方のポイント、注意すべきところなどを見ていきましょう。
目次(クリックでジャンプ)
ルーズリーフのメリットはこれだ!
まずはルーズリーフについてです。
受験生や大学生が使っていて “なんとなくオシャレ!” というイメージがありますよね。
実際、高校生や大学生になると使い始める人が多く、授業によっては半分くらいがルーズリーフを使っている印象です。
- カスタマイズの幅が大きい
- いろんな授業に対応が可能
- 持ち運びがしやすい
- プリントアウトができる
カスタムしやすい
ルーズリーフの1番のメリットは何と言ってもカスタムしやすい点です。
「このページいらないや」とか、「ここわからなかったから復習して追加しておこう」など、ページを追加したり削除したりできます。
この整理のしやすさは、今のスマホなどのファイル管理と似たような感じがあり特にデジタルネイティブの若い世代を中心に受けている気がします。
僕的には、このカスタマイズ性が好きで今はルーズリーフがメインになっています。
マニアックなのが好きな人や整理整頓ができるタイプの人はルーズリーフが向いているのかな、と思っています。
様々な授業に対応できる
大学の授業では、パワーポイントのスライド解説を中心に進めるものがあります。また、高校でも先生がプリントを配って進めていく授業もあるでしょう。
そうした授業でも、ルーズリーフを使ってバインダーに挟んだり穴を開けておけば綺麗にできます。
ノートでもプリントを貼ったりすることはできるのですが、なんかもっさりしてしまうし使うのが嫌になってしまいます。
また、後から色々ノートを取りたいと思った時に、新しく1ページ足せばいいだけなので、楽に追加させることもできます。
持ち運びに便利
ルーズリーフは基本的にバインダーに挟んで管理します。
しかし、授業の際には基本的に書く分だけルーズリーフがあればいいので持ち物は教科書 + ルーズリーフ数枚で良いことになります。
1日に何教科もある日はバッグがパンパンになる人にはとても嬉しいですよね。
特に部活とかに入っている人や、持ち物はなるべく持っていたくない人にはおすすめです。
プリントアウトができる!
これは裏技的な使い方ですが、ルーズリーフだとパソコンの画面やスマホの写真などをプリントアウトすることができます。
とても難しい図を描く時間がなかったり、書くほどではないけど載せておきたいという情報などがある時は重宝します。
図だけでなく、QRコードを作って貼っている友達もいました。
また、逆にとったノートをコピー機でコピーすることもできます。大学生はこれでノート共有をしている人もいます!
ルーズリーフを使うデメリット
それでは、続いてルーズリーフを使うデメリットを紹介します。
物事にはどうしてもいい点と悪い点があるので、それぞれ考慮して使っていきたいところです。
- 管理がめんどくさい(バラバラになる)
- 耐久性が低い
管理が面倒でバラバラになる
無くしたり、順番を間違えていて大変!ということがとても多いです。
特に試験前になって、「このページがない」とか「順番が違う!」とかやっているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
お部屋が散らかっている人はやめたほうがいいかもしれません。
バラバラにならないようにするためには、
- 日付をしっかりと書いておく
- ページ数を明記しておく
などの対策をするといいと思います。
耐久性は低い
あと、挙げるとすれば耐久性が低いことです。あのリングのところが破れてボロボロになってしまう人が続出します。
特に雨に濡れたりグラウンドにバッグを置くことがある人は要注意です。
一応こういう補強リングが売っています↓
ですが、そもそもボロボロにしてしまう人なのでこういう細かいことはしないような印象があります。(僕がそうでした)
ノートのメリットは、手堅く使える点
続いてはノートの良い点、悪い点です。
もしかしたら、ノートは ”地味で無個性”のように思っている人がいるかもしれませんが、それはあなたの使い方次第!
ルーズリーフからノートに変えるよりも、まずノートの使い方を見直した方がいいかもしれませんよ!
- 管理が楽・長持ちする
- 1冊やり切ったという達成感がある
管理が楽で長持ちする
基本的に前から使っていくのでなくすことはないし、バラバラになる心配もありません。
また、中学生や高校生の時には ”ノート提出”をさせる先生もいるのでそんな時も便利です。(そういう先生はあらかじめルーズリーフの可否について述べるのが普通ですが)
また、過去のノートを見直す時にもだいたいどこに何が書いてあるかがわかるので復習はしやすいです。
その分、何をどのくらいの分量やるかわからない予習はルーズリーフの方が向いています。
この辺りは使い分けていけるといいと思いますよ!
1冊をやり終えた時の達成感がある
心理的なメリットですが、ノートを一冊終えると達成感を得ることができます。
過去にノートを使っていた人は、幼い頃のノートがとってある人もいるかと思います。
これは単にノートの持ちが良いというだけでなく何か”愛着”のようなものが湧いていることの証です。
ほかにも、自習の時などは、「このノートを1冊使い切る!」というように目標にすることもできます。
ノートのデメリットは重くて見辛いこと
デメリットを知っておくことで、ルーズリーフとの使い分けもできるようになります。
ノートのデメリットは、ズバリ「重くて見辛い」ことです。
- 重くて持ち運びが大変
- うまく使わないとごちゃごちゃする
嵩張って重いので持ち運びは△
デメリットは、やはりかさばって重いことです。
大学生になってノートパソコンや分厚い専門書を持ち歩くことも増えたので、ルーズリーフのありがたみが一層わかるような気がします。
対策としては、薄いノートを使うことや、学校にノートをおいておくことです。
追加で書こうとするとごちゃごちゃになる
ノートだとページを増やせないので後から書き込むしかないのですが、ごっちゃごちゃになることも多いです。
特に、黒板を全部使って、後から過去の図とかに書き込みをするタイプの先生だと一苦労します。
また、配られたプリントなどをノートに貼る時、ノートが丸まってしまうのも少し気になりますよね。
なので、僕は高校でノートを使っている時はかなりスペースをとって書き込んでいました。
詰めないともったいない気がしますが、どうせノートを使い切ってもまた買い足せばいいので、それよりもぐちゃぐちゃになってしまうほうがデメリットが大きいですよ!
使うときに気をつけるポイント
では、ここからはそれぞれ使う時に気をつけたいポイントを書いていきたいと思います!
あくまで自分が使ってみて思ったことなので、参考程度にしてみてくださいね!
【ルーズリーフ】上に日付とページ番号を書く
ルーズリーフでいちばん大変なことは管理だと思いますが、管理を簡単にするもっともお勧めな方法はページ番号を振ることです。
ノートではそれほど大切な感じはしませんがルーズリーフではこれが役に立ちます。
僕の場合は、一番最初のページにだけ日付、そしてそれぞれのページ番号を1,2,3と整数で振っていきます。後から追加をした場合には1.1とか、2.1とか番号をつけるようにすると便利です。
そのほかにも、教科書の何ページをやったかを書いておくのも有効な手段です。とにかく、自分が復習する時にみやすいように番号を振って下さい。
【ルーズリーフ】定期的な整理
部屋の片付けと同じように、コツコツと整理するのが結局は一番良いです。
週に一度くらいの割合でバインダーを整理しましょう。
僕はコツコツやるのは苦手でしたが、一気にどさっとやると時間がかかってしまうので、今は諦めて毎週整理をしています。
【ルーズリーフ】良いバインダーを使う
ルーズリーフを使うのなら、良いバインダーを使うようにしましょう。というのも、バインダーはいつまでも使うものだからです。
ルーズリーフ自体にはほとんど違いがないので、あなたのルーズリーフでのベンキョは、ほとんどバインダーに左右されると言っても良いでしょう。
こういう、リングがついてて、科目ごとに分けられて、表紙がしっかりしているものをお勧めします。
【ルーズリーフ】プリントは挟む(貼る) or 捨てる
プリントは、こういう穴あけパンチで穴を開けるか、もしくは捨ててしまいましょう。
プリントを捨てるのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、使わないプリントもごちゃごちゃに挟んで置いて、自分のいるものが見つからなくなるよりはましです。
僕は穴あけ機を高校の1年生の時に買ったのですが、まだ現役で使えるので最終的にはコスパはいいと思いますよ!
【ノート】余白を空ける
ノートの取り方は色々ありますが、お勧めなのは ”たくさん余白をとる”ことです。よく詰め詰めのノートをとっている人がいますが、見にくいし書き込みできないのでよくないです。
普段のノートは下4分の3を余らせて次のページに行くくらいにすると見やすく、後から書き足したりすることもできます。最初に線を引いて置いて余白を確保するのもおすすめです。
おすすめの使い方としては、
ルーズリーフはプリントやスライドを配られる授業、暗記ものが多いクラス、ノートはそれ以外の授業
という風に使い分けるのが良いのではないかなと思います。
あとは、自分の整理整頓能力を考慮してルーズリーフの授業の量を決めたら良いと思いますよ。
最後に:ルーズリーフとノートの二刀流を勧めます
これからルーズリーフを使おうと思っている人は、まずは欲張って全部の教科でやろうとするのではなく、上にあげたおすすめの教科だけ変えてみるとすんなりいけると思います。
というのも、いっぺんに全てを変えようとすると整理が大変だし、ノートの方がいいということもあるからです。
最終的には、自分の感覚で「これはノート、これはルーズリーフ」と使い分けるといいと思います。