図書館やカフェでなら勉強できるのに、家となるとちょっと…という人は多いと思います。
実際、俺の周りには受験勉強は塾の自習室や図書館でしていたという人が圧倒的に多かったです。
でも、俺は全然家でも集中できていたように思います。実際授業以外はほとんど家にいたんじゃないかな?
そんなわけで、じゃあ「勉強できる部屋って一体どんな感じなんだろう?」と思って調べてみると、何やら特徴があって、面白いことにそれが俺が使っていた勉強部屋の作りと同じだったんです!
この記事では、そんな勉強に身が入る部屋のレイアウトやコンセプトをご紹介します!模様替えの際や、子供部屋を作る際などに参考にして見てください!
実際の写真を撮れたら良かったのですが、実家に帰ったら俺の部屋が親父の映画ルームになってました(泣)。
なので、ソフトで再現したものを掲載しています!
自分で言うのもなんですが、かなりの完成度です!
目次(クリックでジャンプ)
理想の勉強部屋
まず最初に、理想の勉強部屋ってどんなものかを考えてみましょう。俺の考える、理想の勉強部屋は、次のような部屋です。
「勉強しかすることがない」部屋
じゃあ、どうしたらそんな部屋にできるかというと、答えは単純で、できるだけ何も置かないこと。
勉強と関係ないものは他のものはできるだけ置かず、ただ机と椅子と電気と参考書。これだけ。
他には何もなければ、勉強するより他にないので、こんな部屋があればきっとどんな子も勉強を始めると思います。
でも実際はそんな部屋を作る余裕もスペースもないわけで結局色々なものが置かれるのですが、基本的なコンセプトとして理想の勉強部屋は必要なもの以外何も置かないことを意識しましょう。
いっそ部屋を持たない
多くの人が、勉強部屋といえば子供部屋になっているかと思いますが、俺は子供部屋は究極的にはなくてもいいのではと思います。
確かに、子供部屋は子供の自立には役立つかもしれませんが、勉強をしなくなることもあります。
特に最近ではスマホがあればゲームしたり動画を見たりできるわけで、そんな状況で勉強をするかと言われれば多分しないと思います。(俺だったらしない!)
それならばいっそリビングで勉強することにして、子供部屋には机を置かないという選択肢が出て来ます。子供部屋はギター弾くのと寝るための部屋!という風にすれば子供がどのくらい勉強をしているか(もしくはしていないか)がわかります。
ちなみに、俺の家の場合は「一応個室ではあるものの、外から中が見える作り」になっていて、勉強は主にリビングでしていました。
今考えるとなんと計算された作りになっているんだろうなぁ…と感じています。
部屋のレイアウトの例
手ごろなソフトで部屋のイメージを再現してみたのですが、なぜかライトがつかず暗くなってしまいました。
もし勉強部屋を作るときは、もっともっと明るい部屋を使ってみてください。
集中できる部屋の家具の配置というのは、ある程度決まっています。
まずは机ですが、自分の背中が壁に向かっていて、入口が視認できる場所にしましょう。これは、人間の防衛本能で背中にドアなどがあると集中できないそうです。
窓はあると明るくていいのですが、外が見えるくらいに近いとかえって集中できません。自分の利き腕の逆の方に寄せたりすると、うまく光が入っていいでしょう。
また、本棚は目の前にあると圧迫感があるので、背中側か、側面に設置するといいと思います。繰り返しになりますが、このとき本棚には漫画などを置かないことを注意してください。
俺の部屋は、まさにこんな感じでした。要点をまとめると、次のようになります。
- あまりごちゃごちゃさせない
- 机は窓に当てた方がいいけど、日当たりが良すぎるとNG
- 椅子に座った時にドアが後ろにこないようにする
- 本棚は視界から外して置く
ちなみに、上に挙げた要件を全てクリアできればいいのですが、部屋の作りが違ったり狭かったりしてなかなかそううまくはいきません。
なので、自分がどうやったら集中できそうかということを考えて適切な配置を考えてください!
あなたの部屋を勉強部屋にしよう
さて、ここからはあなたの部屋を”勉強部屋”に変えるためのワンポイントアドバイスをご紹介します!
誘惑のあるものを捨てる
まずは勉強の誘惑になりそうなものを部屋から出しましょう!漫画や小説、ギター、ゲーム機などをとにかく別の部屋に移します。
勉強できない人の多くは、「勉強に集中できないこと」よりもそもそも勉強が始まらないことが多いです。勉強しかしない部屋作りのためには、不必要なものは置いて置かないことです。
別の部屋なんてないよ!という人は捨てましょう!断捨離です。どうしても嫌なら段ボールに入れてガムテープでぐるぐる巻きに封印しておくと良いでしょう!
動くものは視界からなくす
次に、生活必需品である時計や鏡などの小物は、勉強するときに視界に入らないようにわきに避けておきましょう。また、視界には動くものを入れないのがオススメです。
なぜかというと、どうしても気になってしまうからです。
加えて、なるべく無音に近い状態にしましょう。時計もできればカチカチしないやつで。音が欲しくなったら後からBGMを流せるのでまずは無音を作ってしまいましょう。
色使いは寒色を中心にすべし
集中力を高める色としては、ブルーやグリーンなどの寒色系が良いとされています。
いきなり壁紙を帰るというのは難しいので、カーテンの色を変えたり、ベッドカバーを変えて見たりしてはいかがでしょうか?
あとは、他に色を変えることができるおすすめなものは、観葉植物です。
部屋の中にあると空気をきれいにしてくれるだけでなく、マイナスイオンを出したりストレスを軽減してくれるのでオススメです。
めんどくさがりの人におすすめの観葉植物は、サボテンです。奴らはぜんぜん水をあげなくても枯れないので、置いておきやすいです。
心が疲れた時にぼーっとみてるとサボテンが癒してくれるのでぜひおひとつどうぞ。
椅子はそこそこ硬いものがおすすめ
勉強をする上でいちばんの敵となるのは疲労です。その疲労が溜まるのは大体が姿勢のせいだと言われています。
もし勉強していて肩が凝ったり、首が疲れたりしたら椅子のせいかもしれません。
自分にあった椅子を使うことができれば作業効率はアップします!固い椅子ならこういう⬇クッションみたいなものを敷くだけでもだいぶ変わりますよ!
椅子が大事なのは学校でも職場でも同じことなので何かあったら椅子の改善をして見てはいかがでしょうか?
最後に:最高の環境を整えよう
勉強部屋をレイアウトから真剣に考えている人は少ないと思います。しかし、少しでも集中できる方法があるならばやって見ない手はありません。
これまでに紹介してきたことは、やろうと思えばすぐにでもできることが多かったはずです。
「勉強に集中したい!」という人はぜひやってみのがをおすすめします!
また、関連記事でおすすめの勉強机を紹介しているので、こちらもぜひ読んでみてください!