学習机は、子供の勉強にとって欠かせないものの一つです。
勉強の習慣というのは、「机に座る」ことから始まるとも言われていて、将来の子供の成長を考えたら是非とも部屋に置いておきたい家具のうちの一つです。
しかし、ひとくちに勉強机といっても色々な種類があってなかなか選びづらいですよね?
特に、最近の机はデザインに凝ったものだったり色々とあるので苦労するのはよくわかります。
そこで、この記事では勉強机を選ぶポイントとおすすめの勉強机を紹介したいと思います!
目次(クリックでジャンプ)
考えるポイントは大きく分けて4つ
学習机を買う時に考えたいポイントは次の4つです。
- 今、勉強机を買って、これから使う期間
- 置く場所、色やサイズ
- 機能性
- 値段
「使う期間」に関しては考えることが多いので、まずは後の3つについて簡単にポイントを解説していきます。
置く場所(色、サイズ)
まず重要になってくるのが、「どこに置くか」です。
例えば、個人の部屋に置くなら頻繁に模様替えが起こるかもしれないので何にでも合う「白」をベースにして、リビングに置くなら今のリビングのベースの色に合わせるといいでしょう。
また、当たり前ですがおきたいスペースが小さいのに大きな机を用意することはできませんよね。
置く場所によって取れる幅や高さも変わってきます。部屋に置くならベッド付きの勉強机などもありです。
そのほか、収納できるスペースが近くにあるかどうかというのも関係してきます。もし参考書などが近くにおけるスペースがないとすれば、机に収納性を持たせる必要性が出てきます。
機能性
続いては機能性です。最近の勉強机はそれはもう様々な機能が付いています。
例えば収納はもちろんのこと、テーブルライトやテーブルラック、チェストなんかが付いてくるものもあります。
それ以外にも、置く場所によって形を変形できたり、ベット付きだったり、そういった機能をどの程度求めるかで結局は値段が変わってきます。
機能性は、おおよそは「値段に比例していろんな機能が追加される」と思ってもらうといいと思います。
なので、何が必要で、何が不必要なのかをしっかりと把握しておくと良いでしょう!
それ以外は値段と相談
他にも、デザインや木の材質などいろいろありますが、これはもう値段と相談するしかないと思います。
上記の条件を満たしつつ、いくらまでならOKかを検討すれば自ずと買いの机は見えてくると思います!
ちなみに、学習机の値段の相場は7万円前後とのことです。ただし、机の大きさというのはまちまちなのであくまで参考程度に考えてもらうといいと思います。
また、照明や収納のことを考えると実施にはもう少し高くなるのかもしれません。これを参考にして機能をどこまで持たせるかを考えるといいでしょう。
使う期間はどれくらいかを考える
最後に、「どんな机にするか」というのに最も関わってくるのがこの「使う期間」です。
使う期間というのは、だいたいそのまま「勉強机を買おう」と考えている時期によると思います。具体的には、
- 小学校入学時
- 小学校低学年
- 中学校入学時
- 高校進学時
のうちのいずれかだと思います。これらについて、考えるべきポイントを解説していきます。
小学校入学時は作りのしっかりしたものを
勉強机の購入時期としては小学校入学時が1番一般的なのではないでしょうか?
特に、「小学校入学までに机に座る練習をする」という教育方針を持っているという家庭も多いと聞きます。
小学校入学前の購入だと、高校まで考えればかなり作りのしっかりしたものを検討した方がいいと思います。
変に安いものを買うと帰って高くつく可能性があるからです。また、デザインは極力シンプルなものにして置くと後悔が少ないでしょう。
小さなキズなどもかなりつくと思うので、汚れが目立つ色は極力避けた方が無難でしょう。
小学校低学年では勉強のしやすい机がおすすめ
小学校低学年での勉強机の購入も選択肢のうちの一つです。特に、学校の勉強を本格的にするようになるのはこの辺りでしょうか?
特に、初めてのお子さんのケースだと小学校に持って行く荷物の量がわからないからといって2,3年生の頃に机を買うケースが多いです。
このころのポイントとしては、長く使えるのはもちろんのこと、机を将来どう使っていくかということを考えなくてはなりません。
例えば下に兄弟や姉妹がいる場合にはお下がりになるかもしれませんし、一人っ子の場合でも高校になったらその机をリビングに持って来て…なんてこともあるかもしれません。
そういったことを考えて購入を検討しましょう。
中学校入学時は成長期ということ忘れずに
最後の購入検討の機会は、中学校入学時ではないでしょうか?このころ、自分の部屋をもらって、その時に勉強机を新しくするという家庭が多いみたいです。
先ほどまでのケースと違うのは、この場合は「買わない」ということも頭の中に入れて置くべきということです。
例えば今までリビングで勉強していたのだとしたら、例え自分の部屋を持っていてもリビングで勉強させるという選択肢もあります。
また、例え購入するにしても、小学校みたいに収納があって、ライトがあって…というような多機能なものでなくて、ただの机でもいいかもしれません。
大切なのは、子どもの意見も聞いてみることです。
中学生になる子供なら「自分の部屋をこうしたい」という希望が多少なりともあると思います。それを軸にして考えてみると決めやすいと思います!
タイトルにも書きましたが、中学生くらいの子どもの成長はめちゃめちゃ早いです。
僕も中学で30cm くらい身長が伸びました。
なので、そういったことにも対応できるような机を購入することをおすすめします!
高校進学時は、いつまでも使える机を
高校に進学した時に机を新しく購入するというご家庭もあるかもしれません。
この時はもともとどんな机があったのかや、新しく机を買う目的(今までのものだと小さい、背丈に合わないなど)を考えてみるとどんな机を買うのかのイメージがつくと思います。
一般的に、高校入学以降に購入を検討している人は、「大人になっても使えるか?」を考えてみるといいと思います。
また、下に弟や妹がいる人はお下がりの机になるかもしれないので、そういうことも考えて購入を検討することをおすすめします!
おすすめの学習机
では、いよいよオススメの学習机を紹介していきます!
それぞれの順番はあまり関係ないので、どれか気に入ったものを調べてみてください!
No1. シンプルデザインのコンパクトデスク!
見た目がシンプルで置き所に困らないのと、収納性の高さがGoodです。特に収納については、足元にも物をおけたり、棚にコードを通す穴があったりなど至れりつくせりです。
また、上の棚みたいなやつの配置を変えたり、取り外したりできるのでパソコンを置いたりも気軽にできます。
デザイン的には女の子向けですが、男の子でも全く大丈夫だと思います。
値段もデザインも割と一般的な部類なので、この辺りの値段とデザインを見て、一つの目安にするといいとおもいます。
No2. あったかい木目のLOWYA(ロウヤ)
続いては、LOWYA(ロウヤ)の学習机セットです。このセットのいいところは全てが独立しているところです。
どの部分も自由にできるので、どこに何を置くかをかなり高い自由度で決められるのがありがたい。しかも、デザインが主張しすぎていないので例えば上のラックだけをリビングに持ってくるなんてこともできます。
また、椅子が子供の成長に合わせて変えられるので長く使うこともできます。
ただし、口コミでは「組み立てのめんどくささ」が不評のようです。その代わり、お値段はかなり安いんですけど…
DIYに自信があるという方にはいいのかもしれませんね !!
No.3 照明メーカーならではの机
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こちらの商品は、楽天市場で人気No1 の学習机です。セットなので最初に揃えるのに良いのかもしれません。
また、メーカーのコイズミさんは、主に照明を製造、販売している会社です。その照明メーカーが作ったのがこの学習机です。
照明メーカーだけあって、ライトに対する思い入れはピカイチ。目の悪いお子さんにはピッタリかもしれません。
また、ベッド付きの机の評価も高いので是非見てみてください!
No.4 無垢材といえばコレ!カリモク
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カリモクは、国内の大手総合家具メーカーの一つです。特に、無垢材にとっても精通していて、その扱いに付いては日本トップクラスです。
また、ショールームや展示会などでも見かける機会も多く、学習机といえばコレ!といったデザインも素敵です。
気になるのは値段。購入を考える新学期なんかに割引がされていることもあるのでチェックしてみてください!
また、このカリモクとベネッセが共同開発した学習机というのもあるので気になったら是非調べてみてください!
ちなみに、カリモクの机のデザインはめちゃめちゃシンプルなので大人になっても書斎におけるレベルです。
実際にSNSなどの口コミを見ても、「中学生からずっとカリモクを使っている」という人もいてびっくりしました!
No.5 グッドデザインが光る日本の机 オカムラ
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過去にグッドデザイン賞を受賞した経験もある、シンプルなデザインが光る学習机です。
写真だけではわかり辛いのですが、デスクの天板のカーブが本当に美しいです。
毎月2月ごろにはもう「完売」や「キャンセル待ち」になってしまい、4月までに間に合わなくなることがあるので少しでも興味があればぜひ詳細を調べてみてください!
机選びは勉強の第一歩です
勉強机の選び方のポイントと、オススメの勉強机をいくつか紹介しました。この他にも、勉強机は色々とあるので、この記事で説明した基準とかを参考にしてもらえればと思います。
注意点をもう一度書いておくと
- 値段は高ければいろいろな機能が付く場合が多い
- サイズや色などは(できるだけ) 妥協しない
- 長く使うことを考えると耐久性とデザインが大切
こんなところだと思います。
勉強机は、子供の勉強との長い付き合いになります。
単なるインテリアとしてではなく、「勉強するための机」という目的を持って、機能性やデザインなどをしっかり選んでいければいいと思います。