ブログをやっていてよく受ける質問の1つは、ズバリ「参考書、何を使っていましたか?」というものです。
今までも様々な教科の参考書をおすすめしてきましたが、この記事で紹介するのは、「漢字の問題集」です。
僕が実際に使っていたものや、文系の友達に聞いたおすすめの問題集などを集めたので、漢字の問題集選びの参考にしてみてください!
漢字の参考書は、基本的には1冊でO.K. です。逆に、何冊も手を出してしまうとそれ以外の勉強に時間が使えなくなってしまいます。
自分にあったものを買って、その1冊をしっかりとマスターするようにしましょう!
目次(クリックでジャンプ)
漢字一問一答【完全版】
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- 問題→解答 という構成がわかりやすく、使いやすい
- 僕が使っていた漢字問題集
1冊目に紹介するのは、東進ブックスの『漢字一問一答』です。
僕はこの他にも、地理や化学などの暗記科目は全てこの一問一答シリーズを愛用していました。
その理由は、単純に覚えやすいことです。
マークシート式になっていて、左側に問題、右側に解答という非常にシンプルな紙面構成です。
暗記系の王道の構成なので、かなり使いやすいと思います。
そして、第1章に “センター形式問題” があり、2章以降に書き取り問題があるなど、前の方からレベル別になっているのもいいと思います。
ただ、欠点もあります。それは、便利すぎることです。
左側を赤シートで隠して進めることができるので、実際に漢字を書かないままにシートを外して答えあわせをしてしまうのです。
漢字は書いて覚えることが大切なので、最低でも1回はしっかりと書くようにしましょう!
入試漢字マスター1800+
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- 漢字の意味が載っているので、覚えやすい
- ちょうどいい漢字の数
こちらは、河合塾に通っていた生徒が推薦してくれました。
1,800語というのは、入試に必要な漢字を満遍なく、まとめたくらいの語数だと思います。
先ほどの一問一答が2,000語なので、それよりはちょっと少ないです。
ただ、これも1冊やり切れば受験では十分、というところだと思います。
また、良い点は他にもあって、それは「全ての漢字に意味が載っている」ことです。
なので、受験生にとっては覚えやすいのではないかな、と感じました。
迷ったらこの1冊!といってもいいくらい “はずさない” 漢字問題集だと思います!
生きる漢字・語彙力
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- 例文が面白い
- 語彙数が多い (2,300語)
こちらは、今度は駿台文庫からの『生きる漢字・語彙力』です。
僕は、浪人時代は駿台に通っていたのですが、そのときの隣の席の人が使っていました。(友達ではなかったです)
語句は2,300 語と多く、レベルとしても「これさえやれば、漢字はオッケー」というレベルになっていると思います。
また、この参考書は例文が面白いことでも有名で、
- スパゲッティー・ペペロンチーノとヨクヨウをつけて言った
- バナナの皮で転んだって?こりゃあ大ケッサク
- 僕との関係をホウキしたいのならそう言えばいい
などのクスッと笑えるというメリットもあります。
まぁ、せっかくやるなら面白い問題集の方がいいですよね?
楽しみながら進めたい人にはおすすめです。
漢字ゴロゴ
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- 出る順に紹介してくれる
- 語彙数がほどほどである (1,800語)
漢字ゴロゴは、賛否どちらの意見も聞く参考書です。
僕の友達や京大生からはあまり評判が良くないようです。
その理由は、「レベルが高くない」が圧倒的でした。
逆に言えば、そこまでレベルが高くない大学入試には十分に使えると思います。
特に、漢字の参考書で「出る順」になっているのは意外と少ないです。しかも、数もそこまで多くないのでパッとやれる、という点では一級品です。
試験まで時間がない人やパッと完成させたい人はぜひ使ってみてください!
ゴロゴはページがサクサク進むので、「やった気になってしまう」というデメリットもあります。ゴロゴくらいの漢字の数なら、問題集に載っている漢字に関しては1問も落としてはいけません。
それくらいの緊張感を持って取り組んでください!
入試に出る漢字語彙2400 新装版
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- 持ち運びに便利
- 慣用句や四字熟語なども豊富
過去7年間の大学入試で出題された漢字・熟語を完全に対応させたのが、この『入試に出る漢字語彙2400』です。
Amazon の評価を見ていたのですが、この問題集の一番の推しは「ポケットサイズ」の参考書、ということみたいです。
確かに、通学の電車やバスの中とかで勉強する用にはいいかもしれません。
また、四字熟語や慣用句などもしっかりとカバーしてあるので、語句問題などが出題される私立校などの対策にはぴったりだと思います。
金の漢字 最強編
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現代文参考書の神様、というのが一人いればこの人!と言われている出口先生の漢字問題集です。
(出口先生は、現代文講義の実況中継や “はじてい” 、面白いほどわかるシリーズ を書かれています)
と、まぁそんな先生が作る漢字問題集なのだから、さぞかしすごい参考書なのだろうと思っていたら…
今までの中で言えば、ちょっと難易度が高いかもしれません。
ただ、別に漢字の問題集は特別であったり奇抜であったりする必要はないので、これで十分に対策できるという点ではいい参考書だと思います。
この『金の漢字』の姉妹編として『銀の漢字』という参考書があります。銀の漢字の方が易しい内容になっているので、いわゆる「難関校」を受験する人でなければ銀の漢字の方でも十分だと思います。
上級入試漢字-国公立対策
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- 受験の問題集の中で、最強の漢字対策書(4,000語)
ラストは、大ボスです。なんと4,000 語収録の最強漢字問題集。
しかも、レベルを下げて4,000 語集めた、というわけではなく、しっかりとハイレベルな漢字が揃ってこの数になっています。
これをやっていた京大生は1人知っているのですが、もう漢字時点を読んでいるのか、というレベルでした。
このクラスの問題集は、ぶっちゃけて言えばやってもやらなくても合格には関係ないかもしれません。
なので、
- 漢字で絶対に点を落としたくない人
- 他の教科が合格点を楽々超える自信がある人
がチャレンジしてもいいかな、という問題集です。
最後に:僕は一問一答か入試漢字マスター
以上が漢字の参考書でした。これがいい!というものはあったでしょうか?
漢字の参考書は、どれを使ってもあまり大差はないと思います。
どれか迷ったら、僕的には
のどちらかを使ってみればいいんじゃないかな?と思ってます。
漢字は、絶対に落としてはいけない問題ですが、3年生になって勉強する時間があるかと言われると微妙なところです。
1,2 年生のうちから先取りしておくことをおすすめします!