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【2021年】日本史のおすすめ参考書・問題集ベスト30

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受験生の中で、暗記科目に苦しんでいる人は多いと思います。その中でも、代表的な科目といえば「日本史」ですよね。

 

日本史は細かい年号だったりと純粋な暗記力が試されますが、それに加えてストーリーのつながりを聞かれることが多いです。

そのため、参考書や問題集を使って勉強をすることが大切になってきます。

 

この記事では、『俺の受験』の、おすすめの日本史の問題集や参考書を紹介していきたいと思います。

 

ぜひ参考にしてみてください!

一応レベル順になるように紹介していきますが、順番に深い意味はないです。どちらかというと特徴や雰囲気などで、自分に合ったものを選んで使ってみてください!

 

目次(クリックでジャンプ)

日本史初心者におすすめの漫画・参考書

まず紹介したいのが、日本史をテーマにした漫画です。

漫画は受験に役に立たないと思うかもしれませんが、そんなことは一切ありません!

 

漫画はモチベーションが上がるし、何より「歴史の全体」を通して頭に入れるのにとても適しています。

日本史が苦手な人や、「この事件とこの事件のどっちが先に起きたのか全然わからない!」という人はまず漫画を読んでみてはいかがでしょうか?

 

マンガ 日本の歴史がわかる本

 

内容(形式)マンガ
難易度★☆☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

こちらの漫画は、その名の通り日本の歴史を漫画にしたものです。

全部で3巻しかないので、実をいうとほとんどが中学生で学ぶ歴史の範囲です。

 

ただ、じゃあ全く参考にならないかというとそんなことはありません。この漫画を読むと、先ほども言ったように「歴史の全体の流れ」がわかるようになります。

 

そうすると、新しいことを覚えた時に「あぁ、大体この辺りの時期に起こったんだな」ということが理解できるはずです。

この漫画は全部で3巻なので、さくっと読み進めることができます。歴史が苦手な人だったり中学までの記憶が完全になくなっているという人にはおすすめです!

 

漫画版 日本の歴史

 

内容(形式)マンガ
難易度★☆☆☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

こちらの『日本の歴史』は全部で20巻セットになっています。なので、先ほど紹介したものよりもかなり詳しく描かれています。

その分、20巻セットとめちゃめちゃ大作になってしまっています。全部で1万円以上するので、買うのは難しいかも知れません。

なので、学校の図書館や市町村の図書館などにおいてないか調べてみてください!

 

もし手に入れることができたら、勉強の合間だったり休憩に目を通すだけで勉強になります。

読んでいるとテンションも上がるのでオススメです!

 

高校とってもやさしい日本史

 

内容(形式)書き込み式問題集
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

こちらの参考書は内容がとてもやさしく、基礎の基礎から勉強することができます。それぞれが単元ごとに分かれているので、授業のように解き進めることができます。

内容としても、教科書の太字だったり大事なことを抑えていくようなレベルです。

 

高校1,2 年生や歴史を初めて勉強するような人にオススメです。これをやっておけば最低限を抑えられるので、次にどんな問題集に進んでも大丈夫な力がつきます。

ただ、先ほども書きましたがかなり初学的な内容なので、もし日本史の基礎ができているという人がいたらもう少し上のレベルの問題集に取り組むことをおすすめします!

 

教科書よりやさしい日本史

 

内容(形式)先生との会話形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

「高校の日本史って難しい!」と思っている人に、ぜひ読んで欲しい教科書です。

河合塾でカリスマ的な人気を誇る日本史講師・石川先生が高校日本史で知っておくべき流れを丁寧にやさしく解説してくれます。

 

しかも、ビジュアルがすごいし、先生とキャラクターの会話形式で話が進んでいくのでどんどん読み進めることができます。

これをやったからと言って日本史の問題がすらすら解けるとは思いませんが、漫画と同じく “歴史の軸” をつかむことができます。

 

超速!最新日本史の流れシリーズ

 

内容(形式)読み物形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★★☆

 

こちらも先ほどまでと同様、「日本史の流れを身に着ける」ことに重点をおいています。

ただし、こちらの本は割と受験に直結しているので、この後参考書をこなせばそこそこの点数を取れるようになると思います。

 

表紙の帯にも書いてありますが、「なぜか歴史が好きになる」という感覚が湧いてきます。これは、多分「わかるようになる」ことで段々と面白くなっていくんだと思っています。

受験までに超速攻で日本史をマスターしたい人が時間短縮のために買う参考書としてはイチバンオススメです。

 

三行で完全にわかる日本史

 

内容(形式)解説形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★★
おすすめ度★★★★☆

 

この参考書は、歴史の要所やポイントになる出来事をたった3行で解説してくれるのがいいところです。

なので、「絶対に覚えるところだけ」しっかりと頭に叩き込むことができます。

 

しかも、ページをめくるともう少し詳しく書かれた解説も載っています。なので、

  • 最低限絶対に覚えなきゃいけないこと
  • できれば覚えたい事柄や関連すること

を分けて暗記できるのです。

1番の最低限のことがわかっていれば、それに関連することもグッと覚えやすくなるのでかなりおすすめです。

 

日本史の勉強法をはじめから丁寧に

 

内容(形式)漫画解説形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★★
おすすめ度★★★★☆

 

こちらは通称「はじてい」と呼ばれているシリーズです。

特徴としては、日本史を解説しているのではなく、日本史の勉強法を主に解説している本だということです。

 

受験で日本史を選択した人や、これから日本史を勉強していこうとするにあたって知っておきたいことが盛り沢山です。

 

しかも、漫画形式なので誰でも簡単に読み進めることができます。

通史には触れていますが、本当にざっくりとなので勉強としては自分で別のものを用意しなくてはいけないというメリットはありますが、勉強法は早いうちに知っておく必要があります。

勉強法を知りたいという人にはめちゃめちゃおすすめです!

 

石川晶康の日本史教室

 

内容(形式)講義・解説形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

この参考書は、『教室シリーズ』と呼ばれている定番シリーズの日本史版です。

執筆者の石川先生は河合塾の有名講師なので内容も折り紙付き。

 

かなりざっくりとですが、日本史の中心となる政治史を中心に、しっかりとまとまっている印象でした。

あとで紹介する『実況中継』の前置きみたいな感じになっているので、日本史の定期テストであんまり点数取れないという人や日本史をやり始めた高校2年生とかにちょうど良いレベルだと思います!

 

はじめる日本史 要点&演習

 

内容(形式)問題形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

今まではかなり「参考書」形式のものを紹介してきましたが、この『はじめる日本史』は問題形式です。

これは日本史だけでなく暗記ものの教科で大切なことなのですが、一度インプットしたものはしっかりとアウトプットをしないと記憶に定着しません。

 

なので、この問題集でなくてもいいですが、記憶したものをしっかりとアウトプットする場所を作ってみてください。

 

この問題集は難易度的にそこまで難しいわけではないので、最初の1冊目のアウトプットの場所としておすすめです。

 

 

おまけ:ストーリーで学び直す大人の日本史講義

 

内容(形式)小説・論説
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★★☆

 

「歴史がある程度わかるけど、なんかもう一度ざっと流れを掴みたい!」という人にはこちらの『大人の日本史講義』をおすすめします。

これは大学生になってから初めて存在を知って読んだのですが、かなり整理されていてわかりやすかったです。

 

良くも悪くも “受験生のために書かれているわけじゃない” ので、新しい驚きや発見がありました。

小説のストーリーのようにドバドバ頭に入ってくるので、暇な時にでもどうぞ。

 

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センター試験までの基礎をつける

それでは、次にセンター試験までの基礎を身につけるために最適な参考書・問題集を紹介します。

ここまでは割と「歴史の軸」を主眼に置いたものが多かったのですが、ここからは問題集チックなものの割合が増えてきます!

 

詳説 日本史B

 

内容(形式)教科書
難易度★★★★★
分かりやすさ★★★★★
おすすめ度★★★★★

 

これ、みたことがある人が多いかもしれませんが、普通の「教科書」です。

なぜ教科書がおすすめの参考書かというと、ズバリ「無駄なものが書かれていない」からです。

 

文部科学省の指導要領によれば、教科書の範囲以外からの出題は基本的にはしてはいけないことになっています。

つまり、この教科書を全部完璧にこなしてしまえば、もう敵なしなのです。

 

まぁさすがにそういうわけにもいかないとしても、あくまで原点はここなのでまずはしっかりと授業を聞いて、教科書の内容を理解するところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

詳説 日本史研究

 

内容(形式)教科書
難易度★★★★★
分かりやすさ★★★★★
おすすめ度★★★★☆

 

 

こちらも普通の「資料集」です。先ほどの教科書と同じように、まずはここからしっかりと基礎を作ってみるといいと思います。

 

ちなみに、おすすめの日本史の勉強ですが、それは「図や写真を使ってしっかりとイメージを定着させる」ことです。

人はビジュアルがあると記憶に残りやすくなることが知られています。それを使って、様々なモノを関連させて覚えることをおすすめします。

また、日本史の実際の問題では地図や写真などと絡めて出題されるので、その対策としても役に立ちます。

ぜひ資料集などを活用してみてください!

 

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本

 

内容(形式)講義形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★★★★

 

日本史との付き合いが長くなっていく気がしている人におすすめしたいのが、この参考書です。

なぜかというと、先ほどまでの漫画などと違って割とみっちりと解説してくれているから。密度でいえば授業レベルかそれ以上です。

受験日本史の中では1番有名で読まれている参考書だと思うので、どれを使って良いかわからない時はこれから入るといいでしょう。

 

こういう参考書は「中世」や「近代以降」などに分かれていることが多いです。全部をやることは難しい場合もあると思いますが、そういう時は「苦手な範囲だけ」をやるようにしましょう。

 

日本史B講義の実況中継シリーズ

 

内容(形式)講義形式
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

 

受験の参考書で講義形式といえば、この『実況中継シリーズ』も忘れてはいけません。こちらの参考書も講義形式でわかりやすく解説をしてくれます。

 

図が多用されているのでテストに出題されやすいポイントなどを抑えながら進むことができます。

加えて、歴史年表トークCD もついてくるので耳で聞いて覚えることもできます。スマートフォン とかに入れておけば、どこでも歴史の勉強ができちゃいます。

 

基礎的な力があればあるほど、その上に応用を積み上げることができます。この基礎にあたるのがこの「実況中継」なので、ぜひやってみてください!

 

実力をつける日本史100題

 

内容(形式)問題集
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★☆☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

この問題集の特徴は、ズバリ「何も特徴がないこと」です。

これぞスタンダードと言わんばかりに、各年代を通して基礎的な問題がずらりと並んでいます。

 

なので、逆にいえばこれをマスターすればかなり広い範囲の対策になります。それこそセンター試験からMARCH レベルに通用すると思います。

問題を解くにはある程度の知識が必要になるので、例えば各単元ごとに

  • 『実況中継』などの講義形式でインプット
  • 『実力のつく100題』でアウトプット

 

などとバランスを取るようにしてみてください!

 

こういった網羅的な問題集は間違えたところをしっかりとチェックをつけて、復習するようにしてください。

チェックをつけると、「どこが自分の弱いポイントか」ということがわかります。そこを重点的に復習することで実力を伸ばすことができます。

 

時代と流れで覚える! 日本史B用語

 

内容(形式)問題集
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★☆☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

この参考書は、見開きで勉強するのにうってつけの問題集です。

左ページには図や表、地図がまとまっているので日本史を視覚的に把握することができます。

対して、右側は文章の空欄補充なので、文字のインプットとアウトプットができます。

 

この2つの方式は、単純に「試験に出る」形式なので、費用対効果がものすごくいいことが知られています。

問題数も3000問とかなり絞られているので、センター試験の過去問をやる前の参考書としてはぴったりだと思います!

 

ナビゲーター日本史

 

内容(形式)問題集
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★★★
おすすめ度★★★★☆

 

教科書を読んだときに、「こいつはいったい何をいっているんだ?」と思うことってありませんか?

俺もそうだったのですが、なんかよくわからない文章を読んでいる時ほどつまらないことはないですよね。

 

そんな人におすすめしたいのが、この『ナビゲーター』です。僕の学校では「裏の赤本」と呼ばれていました。

とにかく解説が読みやすく、図や写真も豊富なのでわかりやすいです。

全部でかなりの分量があるので、少しづつ読み進めるといいと思います!

 

センター試験対策用の参考書・問題集

それでは、ここからはいよいよセンター試験対策用の問題集と参考書を紹介していきます。

一応おすすめの問題集・参考書を全て紹介していきますが、これらを全てやる必要はありません。

必要なものだけを選んでやってみてください!

 

センター試験過去問研究 日本史B

 

内容(形式)過去問
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★★★

 

私立や国公立の二次試験を受けないという人であれば、割と早いうちにセンター試験の過去問で対策をするというのもいいアイデアです。

というのも、センターは過去問が豊富に手に入るので全部解こうと思うとかなり時間がかかります。

 

しかも、問題の解説でもかなりのページ数が割かれているので、答えあわせをしたりする時も参考になることが書かれています。

マーク問題にはいずれにせよ慣れなくてはいけないので、早めにやっておくといいでしょう!

 

ここが出る 日本史ノートB

 

内容(形式)ノート・書き込み式
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★★★

 

人名や出来事を効率よく覚えるために欠かせないのが、「書く」という作業です。授業もノートを取りながら聞いた方が覚えるという人はかなり多いのではないでしょうか?

 

そういう人におすすめなのが、この『日本史ノート』です。この1冊があれば、入試日本史の全テーマについて大切な知識を、流れを確認しながら暗記することができます。

このノートは入試問題を参考にして作られているので、割と当たる確率が多いというのが受験生の中で評判になっています。

ぜひ試してみてください!

 

ちなみに、一応レベル別で紹介していますが、例えばこの『日本史ノート』はセンター対策にだけ有効かというとそういうわけではありません。

例えば俺の知り合いの京大生はこの参考書だけで日本史を乗り切ったという人もいるくらいです。

割と “幅” があるので、気に入ったモノをやってみるのがいいと思います!

 

センターはこれだけ! 金谷俊一郎の日本史B

 

内容(形式)問題集
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

 

頭身ハイスクールで無類の人気を誇っている金谷先生のオリジナル参考書です。

センター試験では、実は細かい年号や用語が聞かれることは少なく、「どの事件がどういう順番で起きたのか」と言ったようなことの方が問われたりします。

 

そうしたセンター試験で必要になることが全て詰まっているのがこの参考書です。

用語集なども重要度が書いてあるので、かなり勉強しやすい一冊になっています。

 

きめる!センター日本史

 

内容(形式)センター対策・過去問
難易度★★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

この参考書の良いところは、センターレベルまでを完璧にマスターできるという点です。

センター試験で必要になる内容はほぼ全て書いてあるので、「センターまでに参考書は1冊か2冊で済ませたい!」という人には自信を持っておすすめできます。

しかも、カラー印刷なので読んでいて楽しいですし、スイスイ進むことができます。

 

逆に言えば、二次試験などで必要になってくる知識などはこれとは別にインプットが必要になってくると思うので、適宜用意して欲しいと思います。

 

みんなのセンター教科書 日本史B

 

内容(形式)センター対策・過去問
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

こちらも先ほどの参考書と内容はほとんど変わらないので、どちらかを選んで使ってみて欲しいと思います。

ただ、こちらの方は少しレベルが高い問題も用意されているので、もし難関私大や国公立を狙うならこちらの方がおすすめかもしれません。

 

マーク式基礎問題集 日本史B  正誤問題

 

内容(形式)正誤問題
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

河合塾の正誤判定問題集です。

さすが河合塾と言いたくなるような参考書で、真面目な感じというか「これぞ参考書!」って感じの作りになっています。

 

英語などでやったことがある人はわかると思うのですが、正誤問題は「正確に知識を身につけていないと」めちゃめちゃ間違えます。

なので、テスト対策にはバッチリだと思います。

 

私立大学の問題も混じっているので、私立を受ける人にもおすすめです。

 

日本史B一問一答【完全版

 

内容(形式)一問一答
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

 

日本史の暗記モノだけを効率よく覚えていきたい方は、この『日本史一問一答』がおすすめです。

1冊で確か8,000問くらいあったので、完璧に網羅されているのに持ち運びやすいしとても助かりました。

 

しかも、レベル別になっているのでどの段階の人にもおすすめできます。

ちなみに、山川の『日本史 一問一答』も同じくらいいいのでどちらか選んでやってみてください!

 

ただ、この問題集には欠点があります。それは、「一つ一つの知識が結びついていかない」ことです。一問一答だから当たり前なのですが、それぞれの関係がわかりづらいです。

だから、そういった欠点は、例えば講義形式の参考書だったり記述の問題だったりで補っていくようにしてください!

 

おまけ 日本史Bレベル別問題集

 

内容(形式)レベル別問題集
難易度5段階どれも
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

東進ブックスから発売されている『レベル別問題集』は自分のレベルに合わせて次の6段階の中から好きなものを選んで解き進めることができます。

  • レベル1 超基礎
  • レベル2 基礎
  • レベル3 標準
  • レベル4 中級
  • レベル5 上級
  • レベル6 難関

 

日本史で大切なのは、「知識の網の目をどんどん細かくしていく」ことです。その点、この参考書はかなりスピードよく点数を上げていくことができます。

ただ、6冊全部買うのは無理なので、自分の現在のレベルから初めて、自分が到達したいレベルまでの参考書を揃えると良いでしょう。

 

二次試験・記述対策向けの日本史の参考書

それでは、いよいよ最後に記述問題も加わった問題集や参考書を紹介していきたいと思います。

記述と聞くと身構えてしまう人も多いかもしれませんが、選択肢式よりも根拠を持って解答できるので普通にマーク問題の練習にもなります。

 

日本史Bの必修整理ノート

 

内容(形式)書き込み形式
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

センター試験を終えて、マーク問題に慣れきった人におすすめしたいのがこの『必修ノート』です。

俺は経験ないのですが、友人は「一度流れや単語は覚えたんだけど、それを思い出す作業がしたい」という時にこのノートを使っていたらしいです。

 

確かに、暗記したものを思い出す作業は試験の1ヶ月前とかにざっとやっておきたいのですが、その点このノートは大事なところがレベル高くまとまっている気がします。

復習用におすすめのノートです。

 

ちなみに、予備校のノートだったり授業で使ったノートがスッキリしてみやすい自信がある人は、そちらをフルに使うことをおすすめします。

このノートはそういったものがない人向けです!

 

読んで深める日本史実力強化書

 

内容(形式)教科書・読み物
難易度★★★★☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★★☆

 

2018年に出版された本書は、教科書にプラスアルファをしてくれる最良の参考書です。

教科書はスペースの関係上、かなりの部分を省いたりチャチャっと説明してるものが多いのですが、この参考書はそれを全部、懇切丁寧に解説してくれています。

 

もちろんこれは記述試験には必要な能力です。できれば最初から最後までかじりつくようにして読んで欲しいと思います。

ただ、分量が多いのと問題が全然ないことが欠点です。なので、これでインプットした知識をアウトプットする場所を必ず作るようにすることを忘れないでください!

 

日本史講義 時代の特徴と展開

 

内容(形式)論述対策用
難易度★★★★☆
分かりやすさ★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

 

写真の駿台文庫の感じからわかると思いますが、この参考書は割と “カタめ” なものになっています。

分量は150ページほどとそれほど多くないのですが、1ページごとにしっかりと解説が書かれてあって、重みがあります。

 

断片的な歴史の史実が、根底のところでつながっていることに気がつかせてくれます。そのため、受験生の中では記述対策に使っている人が多い印象です。

記述模試などで、「なんでこのワードとこのワードで文章を作らなくちゃいけないの?」とか思った経験のある人にはおすすめです!

 

日本史B 標準問題精講

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内容(形式)問題集
難易度★★★★☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★★★

 

数ある日本史の参考書の中で僕が割と信頼を置いているのがこの「標準問題精講」です。このシリーズはどの教科も秀逸だと思っています。

記述問題は、大抵の場合、いくつかの要素が組み合わさって問題になります。ある程度幅と厚みのある解答を作るためには、たくさんの知識を総動員しなければいけません

 

なので、今まで用語や事件などの個々の事柄を覚えてきたと思うのですが、それらの知識をくっつけて覚えなければいけません。

この参考書もそうですが、これから紹介していく記述向けの問題集のはそういったものばかりなので、ぜひしっかりと時進めてみてください!

 

日本史論述のトレーニング

 

内容(形式)問題集
難易度★★☆☆☆
分かりやすさ★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

こちらの問題集は、珍しい「字数順」に問題が並んでいます。

なので、最初は50字、次は100字〜200字、最後は300字とどんどんと自分の記述力を高めていくことができます。

 

しかも、自己採点しやすいように「どうやったら部分点が取れるのか?」などのチェックができるようになっています。

他の参考書と比べて日本史の勉強になる感じはしませんが、記述対策のための参考書としてならめちゃめちゃおすすめできます。

「暗記や理解はもういいから、記述の対策だけしたい!」という人には超絶おすすめです!

 

日本史問題集 完全版

 

内容(形式)問題集
難易度★★★★☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

古代から現代までにわたって、全131 問で網羅的にやってしまおうという問題集です。

より入試問題に近い形になっているので、「難しい」と思う人も多いようですが、大切なのは最初に解いた時に完答できることではなく、復習をして実力をつけることです。

それぞれの事例をつなげていくことでしっかりと対応するようにしてください!

 

この参考書、もう一ついいポイントがあります。それは、「解説がしっかりしていること」です。

問題集を一通りやった後で復習をすると思うのですが、その際にどれだけ新しい知識を増やせるかが勝負です。

参考書や問題集を選ぶときは、ぜひ解説の豊富さにも気をつけてみてください!

 

HISTORIA 日本史精選問題集

 

内容(形式)問題集
難易度★★★★☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

 

表紙がちょっと面白めのイラストなので勘違いする人が続出していますが、この参考書は割とレベルの高い参考書です。

入試の過去問をベースに問題が作られているので、実践向けの経験を積むことができます。

 

さらに、全分野の中でどうしても薄くなってしまう部分に関してはオリジナル問題でそれをカバーしてくれるという配慮っぷりがすごいです。

 

“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ

 

内容(形式)記述問題
難易度★★★★★
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

私大対策や2次試験のために力をつけたい人には、この記述問題の参考書がおすすめです。

記述問題を出題されたとき、始めのうちは「何をどう書いていいのかさっぱりわからないぜ!」とペンが止まってしまう人が多かったと思います。

僕もそうだったのですが、これはいくら出来事を暗記したりしても書けるようにはなりません。

そうした人におすすめなのが、この問題集です。

 

記述問題の基礎から応用まで丁寧に扱ってくれるので、自分がレベルアップしていくことが手にとるようにわかります。

解答もきちんと解説をしてくれるので、自己採点・復習もしやすくなっています。

 

攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦

 

内容(形式)記述問題
難易度★★★☆☆
分かりやすさ★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

 

この参考書は、「文化史に特化した」内容になっています。

なぜこのタイミングで紹介するかというと、

  1. 文化史をテーマにした参考書が意外と少ない
  2. 記述では文化史が中心となったり、文化史に絡んだテーマが出題されることが多い

という理由があります。

 

最後に:使う参考書は大切です

お疲れ様でした。

以上が、「受験の日本史でおすすめの参考書・問題集」でした。

 

かなり多くの参考書を紹介してきたので、もうほとんどの日本史の参考書を紹介してしまったのではないかと思っています。

 

ただ、注意して欲しいのが、この参考書を全部やり切れと言っているわけでは決してないということです。

この中で、自分にあったものや必要な問題集を選んで使うことで、しっかりとしたレベルアップを図ることができます。

ぜひ参考にしてみてください!

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