浪人時代で心配しなければならないことは、成績だけではありません。
僕も浪人をしていたのですが、その時は夏までで高3から +8キロと散々な結果でした。焦りに焦りまくって、頑張って体重を戻しました。
そこで、その時に僕がやった「時間をかけず・簡単にできる」ダイエット法を紹介したいと思います。
最初に言っておきますが、あくまでも”勉強が本分”です。それを忘れないように!!
逆に、勉強のために体を動かすのも大切なことなので、その辺りのバランスをしっかりと確かめながらやるようにしてください!
目次(クリックでジャンプ)
浪人時代はなぜ体重が増えるのか?
ダイエット法に入る前に、なぜ浪人時代は体重が増えるのかについて簡単に説明したいと思います。と言っても、原因は2つしかありません。
- 運動量が減っても食べる量が変わらないから
- 食べることだけが幸せになってしまうから
部活などを辞めても食べる量が減らないから
高校3年生の時に部活を引退して、そこから勉強して浪人を決めたという人も多いかと思いますが、そこから食事の量が変わったでしょうか?
という人は要注意です。
現役時代の時は、走り回ったり動き回ったりしていたのに浪人生活となると途端に活動量が落ちます。それなのに食べる量が変わらなかったら…ねぇ。
ちなみにコレは運動部だとか文化部だとかは関係ありません。帰宅部だったとしても浪人時代は確実に運動量自体は減っているはずです。
浪人時代は食べることが幸せだから
浪人生はまさに勉強しかしないと言っても過言ではないほどに勉強をするので、浪人生の楽しみというのは「食べる」ことと「寝ること」くらいです。
だから、食事の時はついつい「食べて」しまうのです。
また、知らず識らずのうちに、食事でストレスを解消しようとして食べすぎてしまうケースもあります。
それ自体は取り立てて問題視することでもないのですが、体重を気にする人にとっては無視できないことかもしれませんね。
ここで紹介しているのとは逆に、「浪人時代に痩せた」という人もそこそこの比率でいます。ただ、どちらかというと「やつれた」という言い方が正しいのではないかという気がしています。
浪人生が「簡単にできる」ダイエット法
では、浪人生が簡単にできるダイエット(と言うほどしっかりしたものではないかもしれませんが…)をご紹介します!
こだわっているのは、
- どれも数分~數十分くらいでできて、勉強の邪魔をしないもの
- 浪人生なので、なるべくお金のかからないもの
を選んでいます。
勉強でカロリーを消費する
受験生は勉強するのが一番です。
コレは、単に「ダイエットなんか考えないでしっかり勉強をしろ!」という意味ではありません。実は、勉強はとってもカロリー消費が大きいのです。
なぜかというと、それは頭を使うから。脳は人間の持つ臓器の中でもとりわけエネルギーを使うのです。
だから勉強をすれば必然的にそれはダイエットになります。勉強もできて、一石二鳥ですね。
ただし、注意しなければいけないのは、脳は基礎代謝がもともと高いので、あんまり効率的ではないことです…
甘いものは「ご褒美」にしてしまう
勉強をしてると、ついつい甘いものが食べたくなってしまいますよね?
夜まで頑張って勉強していて、親が寝た後、つい冷蔵庫を開けたらそこには美味しそうなケーキが…
こうなったらもう食べないわけにはいきませんよね。
こうして気がついたら体重が増えていた、なんてのは良くあるのです。
そういう人にオススメしたいのは、「甘いもの」はご褒美にしてしまうことです。
どういうことかというと、「この問題をここまでやったらクッキーを食べてもいい。」と自分で目標を決めるのです。
そうすれば、食べるぎるということは無くなりますし、勉強の方も捗るようになります。
コレは何も甘いものだけでなく、友達と遊びに行く時やゲームをしたいと思った時にも有効な手段なのでぜひ使ってみてください。
リラックス&ストレス解消に小さな運動を行う
受験勉強を机に向かってずーっとしていると、とてもストレスがたまります。そんな時にいいのがストレッチや体操などの小さな運動です。
こうした小さな運動でもばかになりません。1日に5回するだけでも1週間、1ヶ月続けるとかなり大きなカロリーを消費することができます。
また、こうした運動はストレスを解消してリラックス効果ももたらしてくれます。そうすることで勉強にも集中することができるのです。
伸びは座ったままでもできるので場所を選ばないし、スクワットは腿の大きな筋肉を使うのでとてもエネルギーを使うのでダイエットにはもってこいです。
短い時間で集中→休憩&運動→集中→休憩&運動を繰り返すと高い集中を保てるのでいいと思いますよ!
週に一度はがっつり走る
小さな運動もいいんだけど、もっと汗を書きたい!という人は週に一回くらい時間を作ってランニングをするのはどうでしょうか?
いくら浪人と言っても、一年中ずーっと机に向かっていなければいけないということはありません。たまには外に出ることも大切です。
特に、元運動部だった人にはいいかもしれません。いきなり運動をピタッと辞めてしまうのもそれはそれで健康に悪いのです。
僕は朝や夕方など、なるべく日の出ている時間帯に走るようにしていました。それはなぜかというと浪人時代は太陽の光を浴びる機会がなかなかなかったからです。
人間は太陽光を浴びるとが作られます。コレ大切な…
特にこれといって効果は実感できなかったですが、それでも結構的には何かプラスになっていたはずです。あなたも是非やってみては?
風呂は時間を惜しまない
お風呂は体温を上げて代謝をよくしてくれるので積極的に入りましょう。一説には、体温が1℃上がると基礎代謝は12%も上がるとされています。
これを使わない手はないですよね。
また、汗を書くことで体内中の無駄な塩分を放出する働きもしれくれるので健康にも良いのです。
たまにシャワーだけで済ませてしまう人もいますが、2日に1回くらいは風呂に浸かって体全体を温めるようにしましょう。
風呂で勉強などをするのは悪くないですが、しっかり水分をとるなど体調管理に気をつけましょう。また、長風呂は逆に健康にも悪いとされているので注意しましょう。
やってはダメだな…と思ったダイエットとは?
では、ここからは逆に「やってもあんまり効果がなかった」り、「これはやらない方がいいな!」と思うダイエット方法について紹介します。
食事制限をする
前にも書いたように、浪人生の楽しみは「食べる」ことと「寝る」ことくらいです。なので、その楽しみを制限するというのはお勧めしません。
特に、ダイエット目的となると甘いものや脂っこいものなど、「食べたい」という欲求を我慢しなければならないことが多くなります。
また、勉強は頭を使うため糖分が必要なので、どうしてもお腹が空いてしまいます。これを食事で補えなければ悪循環に陥ってしまいます。
なので、現実的には「食事制限」という選択肢は選ばないほうがいいと思います。
完璧なダイエット法を追い求める
完璧なダイエット法とは何か?ということを探し求めるのも、同じ理由でよくないと思います。
そんなことを探している時間もないし、実践する時間があるのならその時間を勉強に費やした方が100倍マシです。
ただでさえ浪人というプレッシャーと戦っているのに、それにさらにもう一つ制限をかけるというのはとても難しいですし辛いことだと思います。
もし万が一体調を崩してしまうことがあったらそれこそ元も子もないのです。
最後に:体調管理は浪人生の仕事です
どれも浪人生の時に僕がやっていた体重管理法です。
最初のほうはこれ以外にも色々やっていたのですが、最終的には、今書いたようなことに落ち着きました。
浪人時代は辛いこともありますが、勉強したことは決して無駄にはなりません。
苦しいのも今だけです。しっかり頑張ってください!!