受験テクニック

たった1週間で偏差値を30アップさせたとっておきの勉強法をご紹介します

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はじめまして!京大生ブロガーのいぶきです。

この記事では、たった1週間で偏差値を30アップさせた勉強法を紹介します!

 

この方法で勉強をすれば、あなたの偏差値は普通では考えられないほど一気に上昇し、あっという間に60, 70の壁を超えてしまいます。

この方法は、僕が開発したものなので、どこにも載っていないし、誰も知りません。

ぜひ試してみてください!

 

 

というのは、嘘です。

いぶき
いぶき
ごめんなさい。

そんな方法、ありません。

 

この記事は、「偏差値は、絶対に楽して伸びないよ」という、全く真逆なことについてお伝えするために書かれたものです。

 

偏差値は絶対に簡単に伸びない件について

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最初に言っておきます。

偏差値は、絶対に「簡単に伸びる」ことはありません。

なぜか?

それは、偏差値は大勢の人がしのぎを削っている中での順位だからです。

 

わかりやすく、例を挙げて説明します。

勉強は、マラソンによく例えられますよね。受験の日までに、自分の志望する大学の偏差値に到達しているかどうかが、1つの合格判断の基準になります。

 

このマラソンで言う偏差値は、「今、自分がどのくらいの順位にいるか」ということです。

10万人の人がこのマラソンに参加しているとしたら、偏差値50がだいたい真ん中の5万位くらいだと考えて貰えば大丈夫です。

 

ここから、偏差値を一気に30アップさせようと思うとどうしなければならないかというと、5万位から一気に上位100人位の集団に混じらなくてはいけないということです。

いぶき
いぶき
偏差値を1上げるだけでも、多分5,000人とかを抜かす必要があります。

つまり、簡単にいうと、偏差値というのは今の実力をかなり正確に反映していてなかなか上げづらいと言うことです。

 

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偏差値はなぜ上げづらいのか?

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さらにもう一歩突っ込んで考えてみましょう。なぜ、偏差値は「上げづらい」のでしょうか?

それは、マラソンでは「みんなも前に向かって走っている」からです。つまり、自分が頑張って前に進んでも、対戦相手も同じだけ進んでいたら全く意味がないということです。

 

つまり、相手を抜かすには、相手より早く走らないといけません。

 

そんなの当たり前のように思うかもしれませんが、これは勉強も同じことです。

偏差値を一気に10や30上げるということは、自分より頭が良い人より、2倍、3倍勉強しなくてはいけなくなります。

 

それはかなり大変なことです。

 

なぜかというと、もうすでに自分より頭がいい人は、今まで自分より2倍も3倍も勉強している確率が高いから。

だから、自分が死ぬ気で頑張っても、ようやく同じ勉強量になるくらいの量にしかならないからです。

 

また、大学受験では1日に10時間勉強するのは(レベルが上がると)普通なので、もう2倍の時間を取ることができないというのも理由の1つです。

 

まとめると、

ライバルも勉強しているので、追いつき、追い越すには大変に難しい

ということです。

なので、”簡単に偏差値30アップ” などというのは完全に絵空事なのです。

 

偏差値の詳しい説明は、こちらの記事を読んでみてください!

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【高校生向け!】偏差値の出し方・意味・使い道を徹底解説!模試などのテストを受けた時や、志望校判定などの時によく使われる指標に「偏差値」があります。しかし、この偏差値という数値がどのようなものかを知らない人は多いと思います。この記事では、そんな偏差値の見方や簡単な計算、注意すべき点などを中学生、高校生やその保護者にもわかりやすく書いていきたいと思います! ...

 

では、なぜ「偏差値〇〇アップ」という勉強法があるのか?

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ではなぜ、巷には「楽して偏差値〇〇アップ」という方法や勉強法が溢れているのでしょうか?

それは、「楽して勉強できると思っている受験生」をネタに商売できると思っている人たちがたくさんいるからです。

 

そういう人たちは、受験生の不安な心に訴えかけて来ますが、そうした方法を試しても、偏差値は全くと言っていいほど伸びていきません。

そういう商品の例としては、例えばこんなものがあります。

「暗記力全国No,1 の大学生が明かす!受験に絶対に勝てる暗記のノウハウを教えます!」

これの何がまずいかといえば、

  • 暗記力No,1 の人は大体が特殊な能力を持っているからで、一般人にはとてもできない
  • 絶対に勝てるノウハウなんか、もしあったとしたら一般人には言わない

こととかがわかりますよね。

 

こうした広告などに騙されるのはよくありません。

 

また、こんなのもありますよね。

「元偏差値80超えの天才が教える!たった1週間で勉強ができるようになる裏技テクニック」

これも、「元偏差値80超え」とかがとても怪しいですね。こうした人は、経歴なんかを見てみるとロクな大学に行ってなかったりします。

 

僕も、1回だけ偏差値80をとったことがありますが、それは小学生のころのお話なので、誰かに自慢したりできる話ではありません。

偏差値というのは、単純に相対評価なので、周りがみんな0点で、自分だけが100点のテストを作れば簡単に70や80になってしまいます。

重要なのは、”どのテストで” 偏差値80なのか、です。

こんな感じで、「偏差値が何かをまったく理解していない人」が堂々と「簡単にあがる方法」みたいなことを言っている広告なり、本なりが非常に多いので、注意が必要です。

 

では、どうしたら偏差値はあがるのか?

では、どうしたら偏差値は上がるのでしょうか?

それは簡単で、シンプルに「人よりも質の高い勉強を、多くする」ことにかかっています。

 

僕は、今まで勉強を教えてきた受験生に、毎回こんなことを言っています。

「勉強(成績) = 勉強時間 × 勉強の質 + 環境」

これが、僕が大学受験で編み出した勉強の方程式です。

 

いぶき
いぶき
つまり、時間と質がとても大切ということ。

 

そして、勉強の質というのは大抵は勉強時間が伸びるに連れてあがっていきます。どんどん伸びていくので、気にしなくても大丈夫です。

 

だから、まずは目一杯の時間、勉強することです。

こんな「簡単に偏差値〇〇アップ!」みたいな記事に踊らされるのではなく、しっかりと勉強をしましょう。

 

僕が高校時代にお世話になった予備校の先生が、こんなことをおっしゃっていました。

「勉強のできる子って言うのは、誰にも何も言われなくても、普通に勉強している。そして、そういう子は、なんのドラマもなく、普通に合格する。」

 

この言葉は、今でも僕の心に残っています。

 

そうなのです。合格する人というのは、普通に勉強して、普通に合格するのです。

いきなり偏差値10アップしなくても、コツコツ勉強して、サボっている人を追い抜いて、やがては合格圏にジリジリと這い寄って、合格を勝ち取るのです。

 

受験は、こうした人のほうが強いです。

こうした努力を、しっかりと着実にやっていくことが、偏差値アップへの最短ルートなのです。

 

最後に:偏差値が何かを知りたい人へ

以上が「偏差値が簡単に上がらない」という解説と、それでもしっかりと上げていく方法でした。

結論としては、だから、「しっかりと着実に勉強しよう」ということです。

たいてい、どんな天才でもそれなりに勉強すれば勝つことができます。相手よりも勉強をすること以外に、勝ち目はないと言ってもいいかもしれません。

 

だから、ぜひ頑張ってみてください!

 

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