参考書

高校生向け! 大学受験におすすめの英語の問題集・参考書 27冊

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英語の参考書って、書店やamazonで調べても数限りなくて困ってしまいますよね。

しかも、どれがいいのかよくわからないので適当に表紙のデザインとか帯の売り文句とかで選んでしまったりして…

 

でも、結局は参考書は中身!あとは自分のレベルや好みに合っているかどうかです。良い参考書を使わないと、あなたのせっかくの努力も効率の悪いものになってしまいかねません。

そこで、この記事では英語のオススメの参考書をレベル別にピックアップして見ました!ぜひ参考書選びの参考にして見てください!

 

目次(クリックでジャンプ)

この記事を読んでほしい人のレベル

今回のターゲットとしているのは、センター試験~難関国公立受験の人です。

ちなみに、僕は高一の頃は英語は偏差値52, 3付近でしたが、高三で60ちょい、浪人時は70近くにまで伸びました。おかげさまで、京大入試でも英語は得意な科目でした!

 

なので英語ができないとか、苦手という人の気持ちも、得意で、もっと点数を伸ばしたい! という人の気持ちもわかっているつもりでいます。

 

今回の参考書ですが、主にジャンルを

  • 英単語
  • 文法
  • 英文解釈
  • 長文読解
  • 英作文
  • リスニング

にわけて説明していきたいと思います。苦手なジャンルや伸ばしたいところを重点的に見てみてください!

いぶき
いぶき
では、いきましょう!

 

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英単語は1冊をやり抜こう

まずは、英単語です。単語は語学の学習の基礎に当たります。

単語ができないと何にも始まりませんし、単語ができるようになればそれだけで意味を取れてしまうものもあります。それだけ単語は重要です。

 

単語の参考書、単語帳だけでも数限りなくありますが、今回は大学受験用として質の高いものをピックアップしてみました!

 

システム英単語

システム英単語は、基本に忠実のスタンダードな単語帳です。色々覚えやすい工夫がなされていますが取り立てて言及するほどのものもありません。いわゆる普通の単語帳です。

日本語⇆英語が一対一対応をしているので、覚えやすいのはいいですが文の中での使われ方が身につかないのが難点です。なので「見たことあるなー、なんだっけこの意味…」という風になりやすいです。

よく学校で指定される単語帳なので高校入学から使っている人もいるかもしれません。一冊覚えきるだけでもかなり力になりますよ。

 

ターゲット1900

基本はシステム英単語とほとんど一緒です。単語がちがうだけで一対一対応なのも一緒。

左側を折り曲げて暗記する人が出たり、カバーを裏返してオリジナリティを出そうとする人が出てくるのがターゲットです。(僕も裏カバー派でした。)

基本的にはこうしたターゲットやシス単(システム英単語)などの基本英単語帳を一冊マスターすればセンター試験はもちろん、MARCHクラスの入試問題は問題なく解けるようになると思います。

 

DUO 3.0

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さて、ではターゲットやシス単の何が問題かといえば、量が多いこと。とにかく分量が多いので最後までこなしきれる人が少ないというのが現状です。

そこでそういう人におすすめなのがこのDUO。これは一つの英文の中に(無理やり)単語を詰め込んで、その文を覚えることで単語を覚えてしまおうというものです。いってみれば単語版のいろは歌に近いです。

 

英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を560文の英文にまとめてしまいました。なので分量的にはとってもお得!これはアメリカの大学教授が監修を行い、今ではTOEICの対策などにも積極的に取り入れられています。

例文で覚える文、文法や関連単語などが一気に思い出せるのでいいですが、だからって覚えられるかは別問題ですね…

 

キクタン

さてさて、今度はキクタンです。英語学数の大御所、アルクの出版でMARCH、上位国公立、早慶レベルの1120語を収録しています。

キクタンの良いところはやはり耳でも覚えられるところです。語学はやはり目で見て耳で聞いて口に出した方が上達が早いものです。その点、キクタンの記憶は理にかなっていて、やはり覚えるのは早いです。

音声は、「英語→日本語→英語」の順に流れるので音声だけでも勉強になります。例えば参考書を開くことができない電車の中なんかでも単語が勉強できたりといろんなスキマ時間を有効に活用できます!

 

リンガメタリカ

リンガメタリカは分野別の単語帳です。一般的な単語帳には出てこないけど、英語の長文では注釈に載らない、そんな単語ばかりがテーマ別に集まっています。

例えば政治、経済、戦争、医療など自分の知らない分野の問題になった途端英文が読めなくなってしまうという人にはオススメの一冊です。一通りの英単語帳を終えた人の、仕上げの一冊としてもってこいだと思います。

また、そういったテーマで英作文を書かなければならない人にもぜひ手に取ってほしい一冊です。英作文は文法もそうですが、ボキャブラリの豊富さでも加点されることがありますよ。

 

鉄壁

みんなとは一味違った単語帳をお探しなら、この鉄壁がオススメです。僕もこのてっぺきのおかげで今の英語力がついたと思っています。

この鉄壁は、あの『鉄緑会』という東大に生徒を何人も輩出している有名な予備校が作った単語帳で、単語の覚えやすさ、記憶の残りやすさでいったら右に出る参考書はないと思っています。

「あ、これ覚えたんだけど、なんだったっけ…」、「この単語覚えてればあと5点は点数取れてたのにな…」という経験のある人にはぜひ使ってもらいたい単語帳です。

 

単語帳はまずはどれか1冊を決めて全力で覚えましょう。それを完全に覚えたと思ったら、今度はちょっと違った単語帳を見つけてやってみましょう。

2冊くらいやると、「単語の場所」で覚えたりすることがないので、実際のテストで役に立ちます。

 

文法はやり込み要素のあるゲームだと思うべし

英語の文法がなぜ大事かというと、それは私たちがネイティヴ・スピーカーではないからです。

文法を学べば、短時間で英語が読み、書き、話せるようになります。本来はそのために大変ずうようなのです。

 

英語の入試問題では文法は暗記問題みたいになってますし、取れる人と取れない人で差がつくところでもあるのでぜひ勉強して点数を取れるようにしておきましょう。

 

高校英文法をひとつひとつわかりやすく

高校1年生、2年生向けに書かれた文法書。

他の本は、「問題ありき」で進んでいくものが多いと思いますが、この参考書は解説もかなり豊富なので、「なぜそれが答えなのか?」を理解しながら進むことができます。

 

タイトル通り、ひとつひとつわかりやすく文法をチェックしていくことができるので、文法の穴を作らずに進むことができます。

 

大学受験だけでなく、TOEICやTOEFL などの外部のテスト対策にも使えるので、木になる人はぜひチャレンジしてみてください。

 

Vintage・Next Stage

上にあげた 『Vintage』、『Next Stage』(あとUp Grade )はどれも同じような参考書です。(こういっては参考書業界から怒られるかな?)

とにかく、文法に関しては網羅的に扱われていて、これさえやっておけばまず間違いなく文法で大きな減点を食うことはないでしょうといった感じの内容です。説明も丁寧でしっかりしているしアクセント問題など受験生が欲しい問題もきちんとあります。

 

ただし、網羅的すぎて全部やるのに3ヶ月とかは余裕でかかります。間違った問題に印をつけて2周、3周しているうちにあっという間に半年が過ぎてしまいます。

手っ取り早く文法を完成させたい人は向いてないかも。逆に試験までまだ時間があるという人はこれらをやっておけばまず間違い無いと思います。

 

Forest・Inspire総合英語

 

上記のが”問題集”という感じなのに対してこちらの2冊は参考書といった感じです。文法の解説がメインなので教科書的に使うことができます。

普通の教科書と受験英語として出題される英語は若干の誤差というか、範囲の違いがあるのでこうした参考書を一冊手元に持っていると知識が深まるし、漏れが出ることがありません。

 

昔はこういった役割を辞書がしていたのですが、いまは電子辞書で単語の意味だけパッと調べられたり、スマホで調べちゃったりするので予備知識ってなかなか身につかないんですよね。

 

実は大事なところだったりするので、そういう部分をこうした参考書で補っていくのはいいことかと思います。

ただし、こちらも文章量がかなり多いので、全てを読むのではなくつまづいたところや、問題で間違えた箇所だけを読むようにしましょう。

 

大岩のいちばんはじめの英文法

英文法が苦手な人向けに書かれた、1冊を言ってもいいと思います。

帯にも書いてありますが、基本的な中学校の文法からしっかりと丁寧に解説されています。

 

文法は、ある意味で積み重ねなので、その意味で最初から解説してくれるこの参考書は、本当に役に立ちます。

「ここまで基礎なのか!」と思ってしまう人もいると思うので、余裕がある人は本屋さんに行って、パラパラとめくってみるといいと思います。

ただ、この1冊を仕上げるだけでセンター試験にも普通に対応できると思うので、やると決めたらぜひやり込んでみてください!

 

今井の英文法教室

こちらは、講義形式の英文法の参考書です。

著者の今井先生は、東進の有名講師なのでCMなどでみたことがある人は多いと思いますが、参考書も人気にたがわず良いものだと思います。

 

僕の友達の東進の生徒はもれなくやっていた記憶が有ります。

講義形式なので、日本語で解説をしてくれるのが面白いところ。例を挙げると、以下のようなものです。

 

Anne is the last person I want to see.
アンには絶対会いたくない

筆者の解説「会いたい女性の名前を順番に上げて1位〜2位〜3位〜というふうにリストを作る。その会いたい女性リストの最後の最後、最下位にやっとアンが出てくる。という事は逆に言えば会いたくない女性リストのトップにアンがいるということになる。こりゃよっぽど相性が悪いんだ」

こうした “理論に基づいた理解” が得られるので、一度覚えたら忘れにくくなります。

 

これだけで英文法が完成、とまではいかないかもしれないので、他の参考書と合わせてやるといいと思います!

 

山口 英文法講義の実況中継

こちらも講義形式の参考書。「英文法講義の実況中継」という名前のタイトル通り、英文法の授業をそのまま中継しているかのような印象を受けます。

 

僕の高校では、英文法の参考書といえばコレでした。問題編も含めて全部で3冊くらいあって、全部買わされたことを覚えています。

それでも、内容もわかりやすく、量もそこそこだったので全部で3周以上したのを覚えています。

 

講義形式でスラスラ読めるので、1周めは全体の把握、2周めは暗記、3周めで抜けがないかのチェックをするという勉強ができます。

 

こちらも問題は少ないので、問題編を買うか、他の問題集と合わせて使用すると完璧でしょう!

 

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

こちらは先ほどとは違って、全てが問題形式の、いわば問題集です。

全部で1,000問もあるので、これをやっていればどれかは当たるだろう、というのが狙いのようです。

 

簡単な大学をはじめ、ほとんどの大学ならこれでO.K. だと思います。むしろ「こんなの文法書でしか見ないよ!」という問題もチラホラ…

 

それでも、これを1冊解くだけで大抵の文法問題に対応できるようになります。

筋トレのように、コツコツと毎日続けていれば、いつかは君も文法マスターです。

 

基礎からの新々総合英語 (チャート式・シリーズ)

英語でチャート式?と思うかもしれませんが、英語でチャート式です。これは割と参考書と問題集の中間をとったような形です。問題もそこまで難しくなく、割とスラスラ解けるのかなと。

逆にこれがスラスラ解けるようになるまでは文法の問題をしっかりこなした方が良いと思います。

 

基本的には文法は文法問題を取るために解きますが、英作文で減点を食らうのは大抵が文法ですし、英文解釈も文法がしっかりなっていないと文の構造を取り違えることがあります。英語学習はそういった積み重ねが大切なので気合いを入れて頑張ってください!

 

ロイヤル英文法

英文法の参考書業界のスーパースターといえばこの「ロイヤル英文法」です。僕の担任を始め、塾の先生は、「これはロイヤル英文法のこの部分にもっと詳しく書いてあるので見ておくように!」というのが口癖でした。(僕はついぞ見ることはなかったけど)

 

内容がとにかく詳しく、”ネイティブも絶対知らない”ような文法や語法、用法が詳しく載っています。大学の英文科でも使えるみたいです。

なので大学入試という観点からおまけとしましたが、将来翻訳家になりたいとか、英文学に興味があるとかそういう人はぜひ手元に置いておいて教科書がわりに使ってみたらいいんじゃ無いかと思います。

 

スーパー講義英文法・語法正誤問題

某大手予備校の先生(この人が東大模試の英語をいっつも監修しているでのす…)が作った正誤問題だけを集めた一冊。

正誤問題の参考書をあげるならコレ!という一冊です。(そもそもそんなに数があるわけじゃ無いけど…)

 

正誤問題は、文法がわかっているかを見るには最適な問題なので、難関大(東大や東京外大) なんかはよく正誤問題が文法問題として出題されます。そういった大学を受験する人はやっておけば力がつくと思います。

 

1億人の英文法

1億人の英文法は、はっきり言って「受験向き」の参考書ではありません。

あくまで僕の感覚から言ってですが、この参考書は「英語のカン」を養うための参考書です。

※褒めています

だから、どちらかといえば「細かいことなんて気にしないでも、こんなイメージを使うと文法ができちゃうよ!」みたいな参考書です。

 

なので、圧倒的に論理力・暗記力を必要とする受験とはちょっと方向性が違うように思います。

それでもここで紹介しているのは、この参考書がやっぱりスバラシイから!

今はやらないほうがいいかもしれませんが、大学に入ったらぜひとも読んで欲しい参考書です。

 

国公立の二次試験などにおいて、文法で点数が取れるような問題はそこまで多くありません。でも、読解などでは必ずと言って良いほど文法の知識を問われる問題が出てきます。

その意味で、英語において文法は最も得点を落としやすい分野です。気が付きにくいですが、模試やテストなどで自分がどれくらい文法で点数を落としているかをぜひチェックしてみてください!

 

英文解釈は良問を多く解くべし

英文解釈は、英語長文の基礎となるものです。コレが無意識に、スムーズにできるのとできないのでは長文読解のスピードが大幅に変わってきます。

また、英語の和訳は二次試験や模擬試験には必須のものなので英文解釈をマスターしたあたりから英語の点数は一気に伸びてきます。

 

英文解釈には、単語力と文法の力が必須になってくるので、それが足りないと思ったらいつでも単語、文法を復習するようにしましょう。

 

ビジュアル英文法解釈

見た目が(中身も)少し古臭かったり、CDがついていなかったりと外見の評判は悪いのですが、内容は極めて良いと思っているのがこのビジュアル英文法解釈です。

駿台が出しているというのもあって巷ではとてもレベルの高い参考書としているところもありますが、使ってみると最初の方は意外にスラスラ解けてしまいますよ。ただし、基礎がしっかりなっていないと後からついていけなくなります。

 

単語や語彙が難しい!というわけではなく文法事項や文構造がややこしいものを多く扱っているので、一冊やり遂げられれば相当力になると思います。

 

ポレポレ英文読解

ポレポレとは、どこかの言葉で「ゆっくりと焦らず」の意味だったはず。まず英文解釈の基本となる一冊だと思います。コレさえやっておけばMARCH、上位国公立の和訳は安心できます。

表紙が可愛いですが、難しい問題は本当に難しいです(そういう問題にはライオンマークがついています。)問題が単元別になっていないので、今回は何が和訳のキモなのかわからないままに和訳することになります。

 

本番と同じように問題に望むことができるので、僕は理系科目が忙しくなる3年生の秋頃にやっていました。

問題数が少なめなので早い人は1ヶ月程度で終わると思います。試験まで日がない人には最適ですし、足りないなと思えば次の参考書を探しましょう。

 

英文読解入門基本はここだ!

2,000年代の前半までは、”講師の代ゼミ” と言われていて、かなり定評のあった講師陣の中で、さらに有名だった西きょうじ先生の書かれた1冊です。

レベル的には、高校2年生の秋くらいから始めて、何周かするのがベストだと思います。

 

ページ数もそれほど無いので、「英文解釈の参考書を何か1冊やり遂げたい!」という人にもおすすめです。

 

英文解釈の技術100

頻出の英文の構造を集めた英文解釈100です。基礎や入門がありますが、自分のレベルに合わせたものを使いましょう

この本は、ただ眺めているだけだと身になりません。実際に手を動かして和訳をし、それを解答と照らし合わせてあっている点、間違っている点を書き込んで自己採点をしてみましょう。

 

和訳は多くの場合減点方式で行われるので、自分に厳しく減点していって何点取れるのか毎回確認しましょう。

例題が100題、演習が100題あるので分量は少し多めです。また、解説が少し乱暴な和訳をする(いわゆる意訳) ので気になった箇所があれば英語の先生などに確認してもらいましょう。

 

構文解釈のプラチカ

数学や国語でお世話になった人もいるかもしれません。プラチカです。

何度は少し高めですが、良い問題が取り揃えられている感じがあり、時間がない受験生にはもってこいの一冊だと思います。

 

ただし、先に挙げたポレポレや英文解釈がいわゆる文の形をしっかり取ろうね!タイプだったのに対し、こちらはやや英文和訳中心。なので英語のテストが記述式ではなくマーク式の試験の人はここまでやらなくていいでしょう。

個人的には、直訳と意訳の両方が書いてあるので独学で勉強している人におすすめです。

 

英文読解の透視図

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レベルが高めの受験生向けです。東大、京大志望者か、ある程度英文解釈の下地ができている人や、ポレポレ、英文解釈の技術といった入門編をクリアした人におすすめです。

英語の例外の用法とか、珍しい使われかたをしている文が多く含まれている印象で、「知らなかったー」と思うこともしばしばですが、逆に「この知識受験に必要?」と思ってしまうこともあるかも。

英語の和訳で他の人と差をつけたい方や、英語和訳大好き!という人はハマってしまうかもしれない一冊です。

 

長文読解は、やって復習の繰り返し

さてさて、いよいよ英語試験の最後の難関といってもいいかもしれない、長文読解にやってきました。

長文は、英文解釈ができていないとやたら時間がかかったり、単語でつまづいたりと、やっぱり実力の差がどうしても出やすくなっています。

 

どんな試験にも、またTOEICなども長文に配点が高い傾向にあるので受験生としてはやっぱり苦手なら克服しておきたいし、得意なら伸ばしておきたいところです。

 

英語長文のポイントは、ズバリ「解きっぱなし」にしないことです。解いて復習、というサイクルをしっかりと回してみてください!

 

毎年出る 頻出 英語長文

Amazon store、Yahooショップでかなり売れているのが、この “毎年出る” シリーズです。

出版年が1999年なのにも関わらず、今でも売れ続けているのは、それだけ良い参考書、という証ですね!

 

タイトル通り、受験に毎年出題される頻出の長文が30題用意されています。その解説まで含めると、かなりの量になります。

レベルとしても、最後の方の問題は早慶や国公立上位に匹敵する難易度になってくるので、中堅以降の人なら誰でも大丈夫だと思います。

 

できれば、これは2周、3周しておきたいという参考書の1つです。

ライバルに差をつけたい人も、ぜひやってみてください!

 

英語長文速読トレーニング

僕は、どちらかといえば「速読なんて、単語・文法・英文解釈の知識があればできる!」派でした。

だから、速読の本などは全くやりませんでした。

 

でも、友達が「速読はトレーニングが必要だよ!」と言っていたので、その彼が使っていたこの参考書をオススメしておきます。

コレを使うべき人は、ズバリ「時間内に全然問題が終わらない…」と悩んでいる人。

 

そういう人は、おそらくどこかで時間のロスがあるので、この参考書でスピードアップを図るといいと思います。

 

大学入試英語長文ハイパートレーニング

SVOCがしっかり振り分けられているし、一文一文の解説もしっかりしているので、速読というよりは長文の中でもじっくり読むのに適した参考書です。こういう参考書は解きっぱなしにしないで適度に復習していくと身になっていくでしょう。

あとは、CDがついているのでスマホに入れておいて問題を解いたあとCDで音として聞けばリスニング力もアップするし英文の感覚も残るのでまさに一石二鳥です。

 

やっておきたい英語長文

長文読解の参考書としては有名なシリーズなので知っている人も多いのではないでしょうか?やっておきたい英語長文は700の他にも、300、500、1000とあります。

とにかく分量をこなしたい人にはおすすめです。長文は質もそうですが、量も大事です。

とにかく読むことを目標にするのもいいことなので、そういう人はこのような参考書を使うといいと思います。

 

コツは、英語は一日少しづつでもいいので触れることです。

理系の人は、数学、物・生・化で忙しいのもわかりますが、英語は毎日やらないとカンが鈍ります。その中でも長文と単語はやれたらいいですね。

 

ちなみに、この参考書の姉妹版として、『イチから鍛える英語長文』があります。

 

こちらの方が基礎変なので、もし『やっておきたい』の方が難しそうに感じたら、こちらをおすすめします。

レベルとしては、

  • イチから鍛える… 定期テスト〜センター試験レベル
  • やっておきたい… センターレベル〜私立中堅、地方国公立

なので、自分のレベルと照らし合わせて使ってみてください!

 

全レベル問題集 英語長文

上の「やっておきたい英語長文」と同じくらいの難易度でおすすめなのが、この全レベル問題集です。

レベル別になっているので、自分にあったレベルの問題集を選ぶことができる点も、ポイント高いです。

 

1文1文にまで丁寧に解説がなされている点、CDが付いていてしっかりと復習できる点などが評価されているようです。

ただ、掲載の目標大学に比べて少々難易度が優しめに設定されているようなので、1ランクレベルを上げたものを購入してみても良いかもしれません。

 

英語長文問題精講

一つの長文の中に出てくる文法、単語の意味、そして和訳などを聞かれるので、まるで模擬試験の長文の問題のような形式の問題がやく60問みっちり詰まっています。

解説がやたらとシンプルなことで有名ですが、レベルの高い内容となっているのでこれをやりとげられればかなり力がつくでしょう。(アリスの話とか読めへんって…)←長文問題精講やった人は分かるハズ!

 

あとは参考書の中では、かなり安いことで有名です。お小遣いでパッと買えて、解くのには結構時間がかかるのでコスパは最強レベルです。

 

過去問 (赤本)

長文は、参考書もいいですが、過去問を解くことでも力をつけることができます。特に、偏差値が大体同じ大学の問題は結構参考になることも多く、分量もしっかりしていて解説もきちんとあることが多いです。

赤本なら図書館などにもおいてあることも多く、手に取りやすいのも特徴です。

 

特にセンター試験レベルを解きたいのなら、30年前くらいの過去問からじっくり解いていくのが1番手っ取り早いと思います。予備日の問題も合わせると、これを全部追えるのは至難の技だと思いますよ。

 

長文は、数をやれば良いかというと実はそうではありません。数をやるということは、どうしても1つあたりの勉強の質は下がってしまいます。

どんどん文を呼んていくのは良いのですが、しっかりと復習をして、自分ができることをだんだん増やして進んでいきましょう!

 

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英作文は使える文章を増やすイメージで

英作文は、なかなか独学が難しい分野です。

勉強のイメージとしては、「自分の使える文章をどんどんストックしていって、それをアレンジしながら文章を作っていく」感じです。

 

人に採点してもらうことや、人の作った答案を見て学ぶことが何より大切だからです。

なので一般的には、「英作文は書いて添削してもらう」のが基本だということを覚えておきましょう。

 

大学英作文ハイパートレーニング

例文の量が300もあって、英作文初心者にはかなり為になる参考書です。

英作文の基本は、自分が自身のある構文を増やすこと、そしてそれらを変形したり単語を入れ替えたりして論理の正しい、意味のわかる文の繋げ方をすることです。

 

なので何より大切なのは例文の暗記。この参考書はそれにもってこいです。

解説も丁寧なのでわかりやすく、まさに初学者のための参考書といった感じです。この参考書をマスターするだけで上位国公立の英作文には対応できます!

 

英作文のトレーニング 自由英作文編

一般的には珍しい、自由英作文の参考書です。

自由英作文は、文法などの細かいルールはもちろん、全体的な文章の構成や文と文との論理的なつながりなど意識しなければならないことがたくさんありレベルが一段上がります。

 

そういった他とは少し違うポイントをわかりやすく解説してくれるのがこの参考書のいいところです。

自由英作文がある大学は少ないですが、だからこそ他の受験生は後回しにしてしまってなかなか点数が伸び悩む分野でもあります。他の人と差をつけるのにもってこいですよ!

 

減点されない英作文

英作文は、独学が難しいと先ほど言いましたが、そのことを本当に理解して、「高校生が自分で勉強できるように」作られたのがこの減点されない英作文です。

その名の通り、英作文の減点されるポイントなどが詳しく書いてあったり、受験生が間違えやすいところを詳しく書いてあるので解いて、読んで、為になります。

 

また、他の参考書の模範解答はレベルが高すぎて「こんなの思いつかないよ!」と思う人もいるかもしれませんが、この本で紹介してる模範解答は合格最低限に届くように設定されたレベルもあるので、自分が何をすれば合格点に届くのかわかるようになりますよ。

 

「京大」英作文のすべて

数十年分の京大英作文の問題とその解答・解説があり表題通り、京大英作文の全てがあります。

なぜ京大かというと、京都大学の英作文はその難解さというか独特の言い回しが売りなので対策をしないと初めての人はほぼ撃沈してしまうからです。

配点も高いので、対策は必須ですが今までは対策をしようにもあまりにも特殊すぎて何を使ってやったらいいかわかりませんでした。そうして見つけたのがこの参考書です。

 

分量も申し分なく、とけるとこまで解いたら自信を持って試験に挑むことができます。京大受験者以外にも、言い回しがややこしい英作文がある大学を受ける方にはおすすめです。

 

最初にも書きましたが、英作文で大切なことは、「人に採点してもらう」ことです。もしできるなら、英語の先生などに毎回確認してもらってください。

ちなみにネイティブの先生の方がいいかというと、それも微妙なところがあります。ネイティブすぎると自分で思いつけそうもない表現などで直される場合があるからです。

その辺りは注意して、自分がどうすれば得点を最大にできるかということを意識してみてください!

 

リスニング・スピーキング

リスニングやスピーキングは、現在の入試問題ではあまり出題されません。(センターでリスニングを使う人は使う、というくらいだと思います。)

 

でも、2020年から始まる新課程ではどうなるかはわかっていません。

おそらく、今までの「書く」「読む」だけでなく、「聞く」「話す」という4基本技能が大切になってくることは間違いないと思います。

 

そこで、ここでは現在高校1, 2年生の人に向けて、「受験のための参考書」というよりも「基本的なスピーキング・リスニングを身につける」ものを中心に紹介していきたいと思います!

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

シリーズ累計120万部を売り上げた、英作文(スピーキング) 界の代表的な参考書です。

この『瞬間英作文トレーニング』では、中学までで習うような簡単な英語を使って “どうやって一瞬で英文を作るか?” に焦点を当てて解説しています。

 

英語のスピーキングで大切なところは、以下の2点と言われています。

  1. 状況に合わせて一瞬で英作文を作る
  2. 自分も相手も理解できるものである

これをどちらも練習できるのが、この参考書の特徴です。

 

これで話せるようになった!という人が続出しているので、ぜひ挑戦してみてください!

 

キムタツの東大英語リスニング

いきなり東大?と思うかもしれませんが、東大英語のリスニングはセンターレベルとさほど変わりません。(もちろん、東大の方がレベルは高いですが…)

 

なので、対策としてはそこまで変わりありません。

 

このキムタツ先生のリスニング本はリスニング初心者から上級者まで大変に人気で、これをやり遂げると「リスニング力が上がった!」と思えると思います。

  1. BASIC
  2. NORMAL
  3. SUPER

とあるのですが、NORMAL もかなり難しくなっているので、まずは『BASIC』をおすすめします。

 

わからない問題が出た時には、しっかり復習しながら前に進んでみてください!

 

よく言われることですが、リスニングでは「生きた英語」を聞くことも大切です。BBC(イギリス国営放送) などのなどをスマホなどにインストールして聞いてみましょう。

あとは毎日耳に英語を聞かせることも大切です。できればスマホなどに音源を入れて、繰り返し聞くようにしてください。

リスニングは、やれば誰だってできるようになります。「聞く力」は将来絶対に必要になる能力なので、受験という機会にぜひ身につけておいてください!

 

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最後に:1冊をやり遂げる努力を!

いかがでしたか?自分にあった参考書は見つけられそうですか?

自分と周りの友人が使っていたものだけでこれほどあるのですから、本屋さんで悩んでしまうのもわかる気がします。

 

しつこいようですが、大切なことは、自分にあったレベルの参考書を手に入れることです。そして一度手にしたものはすぐには投げ出さず、きっちりやりとけるようにしましょう!

 

いぶき
いぶき
頑張ってね!応援しています!

 

こちらの記事では、全教科のオススメの参考書をご紹介しています。

この参考書のラインナップが「いいな!」と思った人は、ぜひ僕が紹介する他の科目の参考書も見てみて下さい!

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