勉強法

京大生が教える!独学の英語でプラス20点を狙うための受験生の勉強法

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高校の受験勉強を独学でする人の多くが大変だと思うのは、英語だと思います。

だいたい、英語は文系、理系を問わず出題されるので点数が取れる人はいいですが、悪い人は避けては通れないと言う厄介な科目です。

僕も、受験の時には英語に散々苦労しました。特に京都大学は当たり前ですが英語のレベルはかなり高く、最初の頃、理系の僕には歯が立ちませんでした。

 

しかし、浪人期を経て訓練を積んだおかげで、もともと得意ではなかった英語で他の科目の失敗を埋めるくらいにまで成長しました。

いぶき
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結果、センターは234 /250 、2次試験は京大の合格点平均を上回ることができました!

この記事では、そんな僕が英語を独学で勉強するならこうした方がいいよ!と言う流れを説明していきたいと思います。

レベル別に紹介していくので、自分はこのあたりだな… とか、ここがちょっと足りないな..と思うところがあったらそこから手をつけ始めてみてください!

いぶき
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それでは、いきましょう!

 

これから説明するのは、受験での独学の英語の勉強法です。もし、「英会話ができるようになりたい」と言う人は全く別のことをします。英会話を独学で身につける別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください!

 

センターで平均点を狙うためのにしたいこと

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まずは、センター試験で平均点を狙うためにすぐにでもすべきことを書いていきます。センターで6割以下の人、もしくは個別の入試で足切りラインの人はここからスタートしてみてください!

また、英語が苦手な人もこの辺りの基礎がおろそかになっている人が多いので自分は大丈夫かどうか確認しながら読み進めてください。

 

単語をマスターする

いぶき
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まず大事なのは単語のマスターです。

英語で点数が取れない人に共通している特徴の一つが、ズバリ平均的な語彙力の欠如です。知っている単語の絶対数が足りないために、英文がそもそも読めないのです。

では、どれくらいの単語がわかればいいのかと言うと、おおよそ3,000くらい。

これは、英単語帳を1冊完璧にマスターしているくらいの実力が必要になります。これが最低限なので、もしまだ1冊もやりきっていない人はすぐにでも覚えてしまってください。

 

単語は英語の必須の知識。絶対に避けては通れないので腹をくくって頑張りましょう。

 

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京大生が受験で使っていた英単語帳をランキング形式でご紹介!英語学習で最も大切と言っても過言ではないのが “英単語” です。英単語がわかればもっと点数が上がる人はたくさんいるでしょう。そこで、この記事では京大生ブロガーの僕が、オススメの英単語帳をご紹介します!僕が使っていた単語帳を中心に、友人の評価が高いものや大学生になって使っているものも紹介していきたいと思います。...

 

英文法を完璧にする

単語の次に大切なのは、英文法です。文法が点数が伸びないのです。

それはなぜかと言うと、長文問題や和訳問題でも結局、聞かれていることは英文法の知識だったりするからです。

つまり、ある程度難しい問題やレベルの高い問題に当たるまでは、単語と英文法の知識だけ身につけていれば点数が取れてしまうと言うわけです。

 

いぶき
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そうは言っても、それを覚えるのが大変なんじゃないか!

と思うかもしれません。ですが、これを超えないと次はないので、例えば今、あなたの点数がセンターの平均に届いていないのであれば長文問題は一旦後回しにして、単語と英文法に目一杯時間を割きましょう。

 

特に文法は分量も多く、後からやり直そうと思うと時間が足りないと言う事態に陥りがちです。気が付いた段階でテコ入れしましょう。

 

単語と文法は英語の基礎です。これらが完璧になっていないと、土台がしっかりしません。もし点数が安定しないという人がいたら、この「土台」の部分ができていない可能性が高いです。

長文読解や和文英訳に入る前に、これらをまとめてマスターしておくことをおすすめします!

 

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センターで高得点を叩き出したい人にやってほしいこと

次は、センター試験で点数を取るためにやってほしいことをご紹介します。

高得点と言うと、だいたい8割以上です。中堅の国公立志望の人や私立の上位校にいく人は是非とも取っておきたいラインです。

 

1日1本英語の長文を読む

英語で高得点を取りたい人がまずすべきこと、それは英語に慣れることです。そのために必要なのが、英語に毎日触れることです。

この辺りから、独学で英語を勉強する辛さが出てきます。と言うのも、学校や塾に行っていると強制的に英語に触れなければいけない時間ができると思うのですが、一人だとその時間が取れなかったりします。

特に、宅浪をしている理系の学生に多いのが、物理や化学、それに数学などの他教科を勉強して、英語をほったらかしにしていたら、英語の点数が落ちてしまったと言う現象です。

いぶき
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英語の点数は、はっきり言って落ちます。

 

そこでどうすればいいかと言うと、やっぱり英語を毎日やるしかないのです。毎日どこかで時間を見つけては、英語を磨きましょう。

 

時間をどんどん短くする練習をしよう

英語に限らず、どの試験でも言えることですが、受験には制限時間がつきものです。毎年、「あと10分あれば…」と悔しがる学生は後を絶ちません。

だから、時間の訓練はしておくべきです。特に、センター試験は国公立の上位校を狙う人も苦しむので、対策は必須です。

 

しかし、注意してほしいのは「だからと言って最初から制限時間ギリギリを攻めない」ことです。ギリギリでやるのはもちろんいいことですが、それを繰り返してもはっきり言って実力は伸びていきません。

やるべきなのは、時間をどんどん短くする訓練です。具体的には以下のようにすすめていくといいでしょう。

時間を短くしていく訓練
  • まず、制限時間を気にせず問題を解く
  • 何分かかったかを計測し、どうすれば短くなるか考える
  • だんだんと時間を短くしていく

以上を繰り返す

 

このように進めると、だんだんと解答時間が短くなっていくはずです。時間がかかっているところは、早く解けるようになるまでじっくり練習しましょう。

 

苦手をなくそう

英語は、苦手が点数の足を引っ張るタイプの教科です。

特に、センター試験のような問題では文法・語彙、会話文、評論、小説などと分かれている中でどうしてもニガテが出てきてしまいます。

しかし、そうした苦手を持っているといつまでたっても点数は伸びていきません。苦手は時間も取られるし点数も悪いしでいいことなしです。

 

ではどうすればいいかというと答えは簡単で、「苦手を発見し、克服すれ」ばいいのです。

具体的には、

  1. 苦手を見つける
  2. 苦手な部分だけを徹底的に復讐する

という手順を踏みます。

まず、苦手ですが模試などの結果があるとわかりやすいです。過去に受けた模試を復讐したり、毎回自分が点数を取れない部分を確認しましょう。

そして、それがわかったら今度はその部分だけを徹底的に復讐しましょう。やり方としては、例えばセンター試験で文法が取れない人はセンターの過去問のうち文法だけを10年分ひたすら解いてみるという方法です。

 

こうして苦手をどんどん潰していけば、点数はじわりじわりと上がっていきます。苦手は早めに潰しておくと後が楽なのできちんと対策しておくといいでしょう。

 

英語で差をつけたい人がやるべき勉強法

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ここからは、英語で他の受験生に差をつけたい人が行うべき勉強法を書いていきたいと思います。当たり前ですが、ここから先は基礎的なことがきちんとできていることを前提としています。

 

英語にかける時間は適切かどうかを見極める

受験で失敗してしまうポイントの一つは、「自分の得意な教科や好きな教科ばかり勉強してしまう」ことです。特にやっていて楽しい教科ほど時間をかけてしまうものです。

しかし、受験は総合点が勝負なので、苦手をおろそかにしていたら受かるものも受かりません。

いぶき
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特に、レベルの高い戦いになればなるほど1点の重みは大きくなっていきます。

また、レベルが上がっていくとどうしてもあと1点を伸ばすのに必要な労力は大きくなっていきます。ぶっちゃけ英語の点数は下の図の赤の曲線を描くので、伸ばしにくいのです。

 

だから、英語が得意な人であればあるほど「どのくらい英語に時間を割いて、どのくらい他の教科をしなければいけないか」を考えるようにしましょう。

 

点数を伸ばすには、復習が大事

ちょっとデキる人がやらかしがちなのが、「新しい問題にばっかり手をつける」こと。自裁、僕が受験生の時は新しい参考書ばかり解くようにしていました。

しかし、新しい問題をやっても解ける問題は解けるし、今まで解けなかった問題はというと別に解けるようになっているわけではありません。

 

だから、新しい問題をやるということは、誤解を恐れずにいうと “ただ解ける問題を解いている” だけなのです。

それよりも必要なことは、「解けない問題を解けるようにする」ことです。そのために必要なのが復習です。

 

今まで自分が間違えた問題に対して、なぜ間違えたかをしっかりと理解し、それを解けるようにすることが、遠回りに見えて実は点数を伸ばす一番の近道なのです。

新しい問題を解かなければ不安な気持ちもわかりますが、なればこそ慎重にじっくりと歩を進める選択肢をオススメしておきます。

 

過去問は最高の参考書

高得点を狙う人に言うべきではないのかもしれませんが、志望校の過去問の対策はしっかりやっておきましょう。

過去問は志望校の対策や問題の傾向をはかることができると言う以外にも、志望校のための英語力を伸ばす絶好の参考書になっています。

だから、理想を言えば「過去5年間の問題でどこをどう聞かれても完璧に答えられる」くらい解き込むといいでしょう。

 

また、解答に至る手順やそれ以外の知識などが書いてある場合も多いので解答もじっくりと読んでおきましょう。

第二志望や第三志望の大学まである人は、そこまでするとハードすぎるので直近の1~3年をじっくりやるのを目安にしておくといいと思います。

 

参考書で得意を攻める

他の科目でも余裕があって、英語でもう少し点を伸ばしたい!と言う意欲的な人は、ぜひ参考書を使って得意な分野を作ることをお勧めします。

僕がぜひおすすめする「得意にしておきたい」分野は以下の通りです。

英語で伸ばすポイントべき分野
  1. 長文を速く、正確に読む
  2. 単語力
  3. 精密な和訳

 

なぜこれらを伸ばすといいかと言うと、この3つは大学の授業や社会人になっても一生使える武器になるからです。例えば、英単語をたくさん知っていると言うのはそれだけで武器になります。

また、試験的なことを言えば文法などはやっていてもきりがなく、点数で差をつける部分になりにくいことも挙げられます。ざっくり言うと、上の3点以外では「解けない問題はみんな解けない」可能性が高いのです。

 

だから、上の3つのうちで自分の志望校での得点源になりやすそうな部分を伸ばすといいと思います。

 

英語の道は長く険しい

以上、英語を独学で勉強していく上での基本的な流れについて説明してきました。参考になったでしょうか?

最初にも言った通り英語は理系でも文系でも避けて通ることができない科目なので、苦手だと厄介ですが、逆に得意にしてしまえばこれほど力強いことはありません。

 

また、英語は時間がかかりますがコツコツやっていけば確実に伸びていきます。「英語に王道なし」と言われるように地道にやっていった人が勝つ世界なのでぜひとも実力を積み上げていってほしいです。

 

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