このサイト『俺の受験!』は、受験生のための勉強ブログとして様々な記事を書いてきました。
でも、どうしても書きたい記事がまだ書けていなかったのです。
その記事とは… 受験応援メッセージです!
この記事では、受験生のあなたに向けて、応援メッセージを書きました。
もしかしたら、メッセージの中で、俺は厳しいことを言うかもしれません。
でも、この記事に書いてあることは俺の本心です。
目次(クリックでジャンプ)
このメッセージを読むにあたって
この受験応援メッセージを読むにあたって、注意して欲しいことが1つだけあります。
それは、「もう受験を終えてしまった人」は読まないようにしてほしいということです。
この記事に書いたことは嘘偽りのない俺の本心なんだけど、受験直後にかける言葉っていうのはやっぱり違うものになるはずだから。
なので、受験が終わった人は、いますぐに「戻る」ボタンを押すか、もしくは色々思いながらもこっそり読んでみてください。
では、いきましょう。
ちなみに、読むとちょっと元気が出ると思いますが、もし元気が出たらTwitter やLine などでシェアしてくれるととてもありがたいです。
受験は結果が全てだ
まず、はっきりさせておきます。
受験は、結果が全てです。
俺は、高校3年生の現役の受験で失敗しました。ぶっちゃけていうと第一志望の大学に行けませんでした。
学校の中で誰よりも勉強した自信がありました。
模試の判定も、C判定も出ていて割といけるんじゃないかと思っていました。
でも、落ちました。それが全てでした。
受験が終わったあと、もし不合格だったとしても、周りのいろんな人がこう言ってきてくれます。
- あんなに勉強頑張ったんだから、仕方ないよ
- 受験は結果が全てじゃないよ
- 自分の力を出し尽くしたならそれで十分だよ
でも、違うんですよね。受験は、落ちたらダメなんです。
学歴が変わります。付き合う友達が変わります。生活環境が変わります。将来の選択肢が変わります。
俺は、1浪しました。浪人中は、「受かるんだ、合格するんだ」ということばかり考えていました。
もちろん、「落ちたから人生ダメになる」というわけではありません。第二志望の大学で活躍することがあると思います。
でも、それはそれ、これはこれです。
俺とは反対に、現役時代ほとんど勉強しないで合格した人もいました。
「めちゃめちゃ勉強して、でも不合格の俺」と「全然勉強しないで、志望校に合格した人」、受験においてどちらが勝ち組かというと、圧倒的に後者です。
だから、合格すべし。これが、俺がこのメッセージで言いたいことです。
確かに、結果だけが全てじゃないとか、頑張った過程を褒めてあげるとか、そういうことももちろん大事です。
頑張ったと人に言うのはいいでしょう。
でも、もしそれを「自分で」言ってしまったら、もうダメなんです。どこかで頑張れなくなってしまうんです。
だから、過程が大切と言う言葉で納得してはいけないんです。
1点の重みを知る人よ
ここから、少しマインドというよりテクニック的な話です。受験生にはちょっと役に立つこともあるかもしれません。
受験はとにかく合格することが大事。そして、そのためには1点でも多く点数を取ることが大切です。
こういうと、ほとんどの受験生は「当たり前だ」と思うかもしれませんが、本当に “1点でも多く点数をとる” を実行できている人はいるでしょうか?
例えば、数学の論述問題。答えが一切わからないとします。
そんな時、どうしますか?空白のまま提出しますか?
そんなことは絶対にしてはいけません。どうするかというと、とにかく「問題文からわかる情報を、なんでもいいので解答用紙に書く」ことです。
- 与えられた条件より、x>0
- 問題文より、虚数i を用いてz = x + yi とする
- x=sinθ、y=conθ とおく
こうした1文を書いておくだけで、点数をもらえることもあります。
もしかしたら、1点ももらえないかもしれません。でも、点数はマイナスにはならないのです。
だったら、書いておく方がいいのです。
こんなセコいことをして合格をしたい? と聞いてくる人がいたら、正直に答えてやりましょう。
したい、合格したいです。
俺の友達に、東大合格を1点差で逃した、という人がいました。
悔しくて、悔しくて、浪人中は、不合格だったテストの夢ばかり見ていたそうです。「なんであそこを空白のまま提出したんだ…」と。
受験での1点差って、もう実力的には全く差がないに等しいんですよね。
勝負を分けるのは、「何がなんでも点数をとるんだ!」という、執念とか気迫みたいなところです。
受験において、1点の重みを知る人は、強い人です。何がなんでも点数をとるぞ、という人は強いです。
ぜひあなたも、その心を持ってください。
受験当日までにすべきことは勉強である
さて、この記事を読んでいるあなた。いつが受験ですか?今日?それとも明日?
もし、明日以降に受験がある人は、この記事を読み終わったらこのページをすぐに閉じて、勉強を初めてください。
何をやり切った気になっているのですか?受験まではまだ24時間以上時間がありますよ。
受験前、こういう先生がいました。
「受験前は、気持ちを落ち着かせることが大事。受験前は、勉強が手につかないから、やっても無駄。」
でも、それとは違う意見の先生もいました。
「受験前の、最後の1秒まで勉強しろ。やればやるだけ伸びる。」
どちらもそれぞれの主張があると思います。
でも俺は、後者の先生の方が好きです。時間がある限り、勉強をすべきです。
特に、まだあと1週間以上残っているあなた。そういう人は、限界まで勉強してみて下さい。
受験は、本当に何があるかわかりません。最後の1ヶ月で実力がグンとついて、合格を勝ち取った人なら、いくらでも知っています。
そういう人には、共通点があります。もう言わないでもわかりますよね。
そう、最後まで諦めずに、地道に自分のすべきことをやり続けていたことです。
受験当日までにあなたがすべきことは、勉強です。『ウサギとかめ』で最後に笑ったのは “かめ” だったはずです。
これは個人的な体験ですが、受験前の1ヶ月はなぜか勉強が手につきません。これだけ頑張っていたのに、あと1ヶ月で終わるのに、どうしてだか勉強できませんでした。
でも、だからこそ、あなたに伝えたいのは「自分の持てる力を全て振り絞って勉強してほしい」と言うことです!
最後に:合格するためにしてきたことを解答用紙に載せる
まとめです。
俺が伝えたかったことは、以下の2点です。
- 落ちたら意味なし。合格すべし
- 1点を死に物狂いで取るべし
あなたは、この1年(もしくは3年とか) の間、頑張って勉強してきたのだと思います。
辛いことも、苦しいこともあったと思います。でも、それでもなんとかやってきました。
その全てを、解答用紙に載せてください。
良き料理人というのは、皿で語るものです。皿の上には、料理だけでなく、料理人の魂というものが乗ると言います。
受験生であるあなたは、だから、解答用紙で語ってください。努力を全て、用紙の上に書き込んできてください。
そうすれば、自ずと結果がついてくるはずです。
いよいよ受験です。
最初にも言ったように、合格することが重要です。それ以外に大切なことなんて他にはありません。
ぜひ、合格を勝ち取ってきてください。
応援しています。