- 期末テストや中間テストではいい点数を取るのに、学校の成績が悪い…
- 塾の模試ではトップ成績なのに、学校の内申書の点数が低い
- テストでは点数取れないけど、内申点はもうちょっと欲しい
こういった悩みを持っている人、結構いると思います。特に、推薦入試や高校入試で内申点が必要な人にとっては重大な悩みですよね。
実は僕も中学の時は学校の成績はあまりよくありませんでした。しかし、高校入試に内申点が必要ということで、9教科、3やら4やらの評価からオール5にまで押し上げました。
そこで、そのために意識して行い、効果があると思った5つの手法を紹介していこうと思います!
知っておいて欲しいのは、勉強ができることと、学校で好成績を取るということは違うということです。これは、勉強ができる人にとってもできない人にとっても等しくチャンスがあるということです。
だから、「自分は勉強できないから…」といって諦めるのは早いですよ。
目次(クリックでジャンプ)
1. 成績をつけるのは人間だ、と言うことを知れ
当たり前の話になりますが、成績をつけるのは誰でしょうか?それはもちろん、小学校なら担任の先生、中学や高校なら各教科の先生ですよね。
模試の点数がいいのに、成績に反映されない!と言う人は、この「当たり前のこと」を見逃しています。仮に、模試の結果がそのまま反映されるのなら、成績をわざわざ先生たちがつける必要はありません。
さて、ここで僕が言いたいのは、「先生に媚びを売って点数を稼げ」と言うことではありません。成績を上げたいのなら、まずはその点数をつけている相手をしっかり知ることが必要だと言うことです。
2. 先生が何をしてほしいかを見抜く
成績は先生がつけると言うことは、その先生ごとにきちんと攻略法があると言うことです。違うのは、各先生ごとに「何を重要視しているか」を知ることです。
例えば、英語の先生は「宿題をきっちり頑張っている人」に高い評定を与えるかもしれないし、化学の先生は「テストできっちり点数を取っている人」に高評価をつけるかもしれません。
そういった、”先生ごと” に求められているものをはっきりつかんでおくと、どうやって成績を上げていけばいいかの方針が立つことになります。
この話は、比較的その先生の最初の授業でされることが多いです。”テストの点数がわるいのに成績表で高得点をとっているあいつ”はどがの瞬間を見逃してないですよ。
3. 一番効果が出やすいのが、関心・意欲・態度
内申書や評定には、大きく分けて4つの項目があります。それは、
- 「関心・意欲・態度」…発言や授業を受ける姿勢は前向きか
- 「知識・理解」…授業の内容を理解できているか
- 「技能」…学んだことを使いこなせるか
- 「思考・判断・表現」…自分の表現をすることができるか
です。教科や学校によって多少表現が違ったりしますが、大きくはこの4つです。そして、この中ですぐに評価を上げることができるのが、関心・意欲・態度です。
関心・意欲・態度は、簡単に言えば、”関心を持って意欲的に授業に参加しているか”を評価する項目です。つまり、テストの成績はあまり関係ないのです。
それよりも、どちらかと言うと、期末テストよりも普段の宿題や忘れ物をしない、と言うことが大切になってきます。
テストの点数に関係ないなら、明日からでも変えることができますね。勉強が苦手な人はラッキーですし、できる人はこれを改善したらオールA評価と言うこともあるのではないででしょうか?
今まで、「勉強なんてめんどくさい!」と思っていた人にとっては、いきなり「勉強に興味があります!」という態度を取るのはちょっと難しいと思います。
そういう人は、逆に周りの人とかに「勉強することにしたから!」と宣言したりしてみてはいかがでしょうか?
俺も、部活だけしかやってこなかったところからいきなり勉強を始めたので、最初はちょっと恥ずかったのですが、この方法で乗り切りました!
4. 忘れ物や居眠りはできるだけしない
さて、先生ごとに求めているものが違うと言いましたが、実は”やってはいけないこと” はどの先生にも共通しているのです。それは…
忘れ物と居眠り
です。
これはなぜかと言うと、「悪いイメージ」を持たれていしまうからです。居眠りをしている生徒は先生にとって、勉強していないという印象を与えてしまいます。そして、それは評定をつける際にも頭をよぎってしまうのです。
例えば、2人の生徒の成績をつけるとき、「いつもサボっている生徒」と「真面目な生徒」のそれぞれの成績を、5段階評価5か4で迷っているとしたらどうでしょうか?明らかに真面目な方が点数高そうですよね。
一般には、勉強ができると先生に思ってもらう方が得なことが多いです。そこで、せめて最低限悪い印象を与えないためには、忘れ物と居眠りをしないことが大切になります。
5. 生活態度も見直してみる
生活態度や生活習慣と成績には深い関係があります。例えば、先の居眠りにしたって、きちんと夜に睡眠がとれている子供ならあまりにひどい居眠りはしないはずです。
一度そういった生活習慣から見直してみると、もしかしたら成績が評定と離れている原因を見つけることができるかもしれません。
多くの推薦入試や面接の評定考査などで勉強以外の生活態度も注目されると言います。勉強に関係なくても、進路には関わってくると言うことを気に留めておくといいでしょう。
生活態度は直接に内申点とは関係ないですが、内申点がいい人というのは必ずと言っていいほど生活リズムが安定し、態度がいいんです。
これは僕の個人的な経験でもそうですし、某予備校の先生も「受験に必要な能力は生活リズムを整えることだ!」と言っていたりしています。
最後に
学校の成績は勉強の出来、不出来と比例しないということはわかってもらえたでしょうか?ここで、いい評価を得るために押さえるべきポイントをもう一度見てみましょう。
- 成績をつけるのは先生であってテストの点数ではない
- 何が評価されるのかを知って、それを実行する
- 関心・意欲・態度は点数を上げやすい
- 忘れ物と居眠りはダメ
- 生活態度もきっちりしよう
繰り返しになりますが、これらは決して「先生のいいなりになるいい子ちゃん」になれといっているのではありません。
世界の成功者と言われている人を見ればわかる通り、学校の成績と将来の成功にはほとんど関係性が見られません。
ですが、行きたい学校があったり目標があるのなら、それに向かって努力するのはいいことだと思います。”内申書の点数を上げたい”と思うのなら、上のことを実行してみてはいかがでしょうか?