- 「勉強したくないわけじゃないけど、なぜか集中できない…」
- 「明日テストなのに、スマホを触ってしまう…」
そんな経験、ありませんか?
勉強において、集中力というのは何よりも必要とされるものの一つです。でも、集中するというのは案外難しく、誰しもができるものではありません。
僕も、テスト期間や受験期には漫画を読み直したり、部屋の片付けをしたりぼーっとしたりすることが多かったように思います。
そこで、そんな人のお悩みを解決すべく、勉強に集中する、やる気を出す方法を10個まとめてみました。
目次(クリックでジャンプ)
1. 自分にあった環境を見つける
勉強の集中に関して、1番大きな違いを生むのは、「どこでやるか」だと思っています。人それぞれ集中できる場所は違います。自分が1番集中できる場所を見つけましょう。
ちなみに僕は、
- 図書館
- 学校の自習室、空き教室
- 自宅のリビング
- 学習塾の自習室
を主に利用していました。自分の部屋でも勉強できたのですが、家で勉強するのは朝と夜ということにしていて、昼間は外で勉強していました。
勉強できる場所をいくつか持っていて、集中が切れてきたら場所を変えるのをめっちゃオススメしたいです。
自分の部屋で勉強する人は、
- 周りに無駄なものを置かない
- 常に片付けて綺麗にしておく
と良いでしょう。
2. ルーティーンでやる気を出す
ルーティーンという言葉をご存知ですか?受験生ならわかるはず!
Routine、つまり繰り返しです。
もう少し噛み砕いた日本語で言うと習慣です。
習慣化は、歯磨きのようなものです。歯磨きを忘れると、なんだか「気持ち悪い」という感覚ってありませんか?
毎日毎日やっていると、「やらないと!」という感覚になってきます。
勉強も、習慣化が大切です!最後に身を結ぶのは地道な努力なんです。
最初は「机に〇分間座る」というところから初めていきましょう。すぐに結果が出るわけではありませんが、最後に信じられるのは積み重ねた時間です。
3日坊主で続かない!という人は、その3日坊主を何回も続けましょう。根気よくやり続けていると、そのうちできるようになります。
3. ライバルを意識する
突然ですが、あなたにライバルはいますか?いなければ、ライバルを作りましょう。
『北斗の拳』のラオウしかり、NARUTOのサスケしかり、主人公に圧倒的な成長をもたらすのはライバルの存在です。
お互いに刺激しあい、高め合える人を見つけましょう。
よく、模試などの結果が返ってきた時に順位が書いてありますが、あれでは想像がつきにくいですよね。
でも、具体的な一人を思い浮かべ、「あいつは今頃頑張っているんだろうなぁ」と想像できれば勉強も手につくはずです。
ライバルは、自分よりほんの少しだけ勉強のできるやつを選びましょう。そして、期間を決めて「それまでに絶対に追い抜く!」と心に決めて勉強しましょう。
お互いがお互いをライバルと認識していればさらに効果は高まります。
よく、「受験は団体戦」だと言いますが、それはただ仲良くするだけじゃなくて、競い合うことも大切です。
僕の場合は、期末テストや模試ごとに負けたくない相手を設定して、買ったらご褒美、負けたら罰ゲームという自分ルールを作っていました。
そして新たにライバルを作り、また倒すの繰り返しで成績が伸びていきました。
4. スマホの電源はOFFにしておく
最近よく受ける質問がこれです。SNS、Line、Youtube…受験生を誘惑してくるものはたくさんあります。
これでは勉強に集中できなくたって仕方がありません。
僕も受験時代は随分この問題に悩まされました。
対策として、スマホを勉強部屋に持ち込まないでしまっておく、1日30分とか決めて使う、などがあります。
ただ、そう決めてもなかなか守れない時ってありますよね。そんな時におすすめなのが、スマホの電源をOFF にすることです。
もはやスマホとして役に立っていませんが、電源をつけるのはちょっとめんどくさいので割と勉強することができます。、興味があったら試してみてください。
また、親に「預かっといて!」と言って持っていてもらったり、壁紙を「勉強しろ」というのにしていた時期もありました。
何がいいのかは自分で色々試してみるといいと思います!
5. 計画性を持つ
ノルマをこなすことでやる気が出る人っていますよね。このテクニックを使うために、計画を立てて勉強してみるのはいかがでしょうか?
まずは一日にすべきことなどを朝、メモに書き出してみましょう。
これをやってみると、「あれ、自分以外とできてるな」とか、「午後の時間はどこに消えたんだろう」とか自分の時間の使い方を客観視することができます。
意外と昼休みの休憩を長くして閉まったなどの反省点が見えてくるといいとおもいます。
この方法がうまくいくと思った人は、中期、長期の計画を立てたり計画表を作ってみましょう。逆にダメだ、合わないと思った人は最悪なくてもオッケーです。
計画表を作る時にお勧めなのが、受験生専用に作られた、その名も「受験手帳」です。
毎日の予定や目標などを書いておけるので、かなり役に立ちます。ぜひ使ってみてください!
6. ご褒美を用意する
これを終わったら〇〇する!といった自分へのご褒美を用意しましょう。
チョコレートだったり、ゲームを30分やるだったり、アニメを見るだったりがオススメです。
ご褒美は、たまにあげるから効果があるので、何か目標を達成した時など、特別な時にしましょう。
ちなみに僕がやっていたご褒美は、
- ケーキを買う
- ラーメンにトッピングをつける
でした。受験生にとって食べ物のご褒美はいいと思います。
また、ハードルは、”ここまで勉強が進まなければジャンプを読めない”、というライトなものから、 “次の模試でB判定でなければもう遊ばない”など様々に設けていました。
7. 音楽を聴く
音楽は、集中力を高めたり、リラックスしたりすることができるのでオススメです。
ただ、逆に集中できなくなったりするのでメリット、デメリットに関してはしっかりと知っておいた方がいいと思います。
メリットは、次のようなものが一般的ですよね。
- 勉強を始めることができる
- 周りの雑音が気にならなくなって勉強に集中できる
- 単純に勉強が楽しくなってくる
俺的にはメリットの方が強かったので、(英語や国語のとき以外は) 結構音楽を聴いていました。
自分にあった方をぜひ選んでみてください!
おすすめのBGM などは、こちらの記事で確認してみてください!
8. 時間で区切る集中法
人の集中力には、生物的な限界があります。
どんなに頑張っても、1~2時間ずっと集中していると体力的に限界です。適度に休憩をとったり、ストレッチをしたりしましょう。
学校や塾から言われていた勉強法の一つに、「試験が1科目90分なら普段からその科目は90分集中して続けろ」というのがありました。
ここまで綿密にやらなくてもいいかもしれませんが、要は時間でしっかりオン・オフをつけて集中力を持続させようということです。
また、休憩中もただぼーっとするのではなく、英語のリスニングを流し聞きしたり音読をしたりすると気分もスッキリし、勉強もできて一石二鳥です。
9. わからない場所の特定
勉強の1番時間がかかるといっても過言ではないのが、何をやったらいいのかわからない問題。
これを探す時間というのが、意外にも勿体無いし、何をやっているのかわからなくなってしまうとやる気もおきません。
そんな時に活躍するのが、自分のわからない場所や苦手を記したノートです。ある先生は復習ノートと呼び、他の講師は見直し帳といっていました。
自分のわからなかった問題のページ数や考え方、英単語などを科目ごとに書き出しておいていつでも復習できるようにしておくのです。
こうすればどこをやればいいか探す手間が省けるので集中力UPにつながります。
また、試験などの前に見直すことができて便利ですよ!
10. 寝てスッキリする
最終的に、眠い時は寝ましょう。集中できない時に眠い目をこすってやっても、いいことは何もありません。
頑張るのはいいことですが、頑張り方を知らないままただ闇雲に突っ走るだけでは勉強はできるようになりません。
しっかり休息をとることも必要です。
また、いつも眠気が続くという人は昼寝をして見るのもいいでしょう。昼寝には夜の3倍効果があると言われたりもしています。
集中が続かないよ!という人は一回寝てみるのもいいと思います!
集中法は十人十色です
いかがでしたか?自分が集中できそうな方法は見つかりそうですか?
一口に集中法といっても沢山ありますし、人によって集中できるやり方というのはバラバラです。
この記事を参考にして、色々試してみて自分にあった方法を模索して見ると良いでしょう。
まとめると、次のような感じです。
- 自分にあった環境を見つける
- ルーティーン(習慣) でやる気を出す
- 倒すべきライバルを意識する
- スマホの電源はOFFにする
- 計画的に勉強を進める
- ご褒美を用意してやる気を出す
- 音楽を聴いて集中する
- 短い時間で区切ってみる
- わからない場所をはっきりさせる
- 一回寝てスッキリする
ぜひ試してみてください!
また、眠くて勉強ができないという人は、こちらの記事もぜひ読んでみてください!