勉強法

京大生が教える朝勉強のメリット4つと朝勉強の効果を高める方法。

皆さん、朝に勉強していますか?

最近だと『朝活』などの言葉が巷で流行るほど、朝に作業をするのは効率が良いことは段々と知られてきています。

しかし、実際に朝に勉強することがどういうメリットがあるのかよく分かっていない方もいらっしゃると思います。

私は、高校時代から『朝勉強』を実践してきました。

そうして実際に『朝勉強』を始めてから成績が上がり、京都大学に合格することが出来ました。

今回、朝に勉強することのメリットを4つお話しします。

朝に勉強することのメリットは4つ!

朝は脳が整理された状態のため勉強に適している

脳科学的に『朝に勉強をすること』が効果的であることが証明されています。

脳科学者の茂木健一郎さんも、朝の3時間はゴールデンタイムだと述べています。

脳は何かを記憶すると、短期記憶として一時的に蓄積されます。

それが睡眠を取ると、記憶が整理され長期記憶へと変化するそうです。

こうして朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造的なことをするのに適しているそうです。

朝に脳が整理されスッキリとした状態で勉強に挑むことで、新しいことを記憶したり、数学などの頭を使う科目を勉強してみると良いでしょう。

時間が限られているため集中力を生む

私が実際に朝勉強を実践していた中で、最も大きくメリットを感じたうちの一つがこれです。

朝の時間というのは、時間が来たら勉強を終え学校に向かわなければ行けないため、タイムリミットが存在します。

当時の私は、午前4時から勉強して、午前7時には学校の準備などを始めていました。

勉強時間は3時間だけで、タイムリミットを強く意識しながら勉強することができます。

特に、その日の授業の予習や課題をする場合は、その3時間で終わらせなければいけないため、若干焦りながら勉強することになります。

そうすると、テストの残り時間が少ない時に火事場の馬鹿力が発揮できるのと同じで、高い集中力を持って勉強に臨むことが出来ます。

これがとても良かったです。

夜って意外と、夜更かしする選択肢があったりするので、特にタイムリミットを決めずにダラダラと勉強してしまうことが多かったです。

いぶき
いぶき
最悪睡眠を削っても良いか、、と思い夜更かしすると結局次の日がしんどいだけに。。

朝の勉強は、そうした勉強のダラダラを防ぐのに打ってつけです。

朝は勉強を邪魔する誘惑が少ない

また、朝は勉強を邪魔する誘惑が少ないことも、大きなメリットでした。

勉強を邪魔する誘惑とは何か。

私の場合以下のような感じでした。

友達からのLINE ・ twitterなどのSNS ・ 家族のお喋り ・ 好きなテレビ番組

夕方や夜などは、勉強と関係ないことが周りで活発に行われています。

家にいれば家族が観ている面白いテレビ番組などが聞こえてきますし、どこにいても友達からのLINEや、友達が頻繁にtwitterなどでやり取りしているのが目に入ってしまうのではないでしょうか。

しかし、早朝に起きて勉強をしていれば、上に挙げたような誘惑は一切なくなります

早朝に起きると、本当に世界に自分しかいないような感覚で、勉強に没頭できます。

受験本番に頭が働く

また、受験生にとっては、受験本番に頭が働く、という側面も大きいでしょう。

特に、夜型の受験生に注意して欲しいのですが、受験は朝早くから行われます。

朝はボーッとして頭が働かない・・・

こんな人は要注意です。

朝早くに起きて勉強する習慣をつけている人は、受験当日も朝早くに起きて、頭の活動状態がマックスの状態で挑むことができます。

夜型の人は、ぜひ受験前の1ヶ月だけでも朝型のスタイルにしてみてはいかがでしょうか。

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併せて知りたい!朝勉強の効果をさらに高めるには。

たくさんメリットがある朝勉強ですが、少し工夫をするだけでさらに効果を高めることができます。

それぞれ紹介していきます。

夜に暗記して朝に復習を。

朝勉強の効果を高める方法として、夜に暗記をするのが非常に良いです。

先ほど、脳は寝ている間に短期記憶を整理して長期記憶に変えるという話をしました。

また、新鮮な記憶ほど、長期記憶に変わりやすいのです。

そのため寝る直前に覚えた事は、脳で整理されて長期記憶に変わりやすく、翌日より整理された状態で暗記されています。

朝勉強では、この夜に暗記した事をもう一度暗記し直したり、復習する事でさらに効果を倍増させる事ができます。

英単語や世界史・日本史などの暗記科目は、夜と朝のダブルパンチで学習効率を高めていきましょう。

スッキリ起きるための適切な睡眠時間がある!

朝勉強をさらに効果的にするために、朝スッキリと起きられるかは非常に重要です。

私自身、睡眠時間があまり取れていない時は、眠たくてなかなか起きれないですし、起きても頭がうまく働きません。

朝スッキリ起きるためには、レム睡眠と言われる睡眠が浅い時間帯に起きることがポイントです。

人は1時間半周期で、睡眠の浅いレム睡眠と、睡眠の深いノンレム睡眠を行き来するので、1時間半の倍数時間の睡眠時間が良いと言われています。

睡眠の浅いレム睡眠時に起きるためには、1時間半の倍数時間の睡眠時間を取ろう!

つまり、6時間か7時間半くらいが適切な睡眠時間となります。

私の場合、ベッドに入ってから寝るまで30分くらいかかるので、6時間半の睡眠を取る事が多かったです。

しっかりと睡眠時間を取るためにも、朝起きる時間と夜寝る時間は決めておきましょう

 

勉強効率を高めるための睡眠方法については、こちらの記事に詳しく載せてありますので、ぜひ参考にしてください。

京大生が辿り着いた、受験を乗り切る睡眠方法!お昼にウォーキング?!受験期では、自分の勉強時間を極限まで上げたいという高校生が多いでしょう。 そこで今回は、日中は十分うまく時間を活用できており、それでももっと勉強したい、という受験生に向けて、京大生である私が辿り着いた、『うまく睡眠と付き合う方法』を、お伝えしたいと思います。...

朝に太陽の光を浴び、顔を洗うことの科学的効果とは?

朝起きた時は、脳はまだ覚醒状態ではなく半分眠った状態です。

その半分寝ている脳を起こすために有効なのが、『太陽の光』『顔を洗う』事です。

どちらも科学的に効果があります。

太陽の光は、人のホルモンを調整する事で脳を覚醒状態にしてくれます。

また、顔を洗う効果は2つあり、一番敏感である顔の皮膚を刺激する事で脳を刺激して活性することと、乾燥した目を潤わせてくれることです。

実は起きたての目は乾燥しており、そのせいでなかなか目が開かないみたいな事が起こるんですね。

それを解消してくれるのが、顔を洗う行為です。

朝起きたときのルーティンとして、これを習慣にしておくと、朝が苦手な方も意外とスッキリと起きれるかもしれません。

終わりに

以上、朝勉強のメリット4つと、その効果をさらに高めるためのポイントでした。

朝が苦手な方は、これを聞いてもなかなかやろうと思わないかもしれません。

しかし実はかくいう私もずっと夜型で、朝は超苦手でした。

でも、色々と工夫をして、覚悟を決めて朝型生活を取り入れる事で勉強も捗りましたし、何より自信がつきました。

朝が苦手だと思っていたけど、そんな自分を変える事ができたという自信です。

朝が苦手でも、苦手なりに色々と工夫して、なんとか自分を変えようとする。

そんな努力の先にはきっと嬉しい結果が待っていると思います。

ぜひ頑張ってみてください!!

 

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